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チャージャーズRBエイケラーがトレードの可能性を追求する許可を要請

2023年03月14日(火) 10:04


ロサンゼルス・チャージャーズのオースチン・エイケラー【AP Photo/Chris Carlson】

ロサンゼルス・チャージャーズのランニングバック(RB)オースチン・エイケラーがトレードの可能性を追求する許可を求めたと、エイケラーの代理人から情報を得た『NFLネットワーク(NFL)』のトム・ペリセロが現地13日(月)に報じた。

27歳のエイケラーは2020年3月に4年2,450万ドル(約32億6,413万円)の契約を結んでいる。現在はその契約の最終年に入り、2023年は625万ドル(8億3,268万円)でプレーする見込みとなる。

NFLで最も生産性の高いランニングバックの一人でありながら、多くのトップランナーが受け取っている年俸1,000万ドル(約13億3,230万円)の基準にははるかに及ばないという点で、エイケラーがもっと条件の良い契約を結ぶ可能性があることは明らかだ。しかし、チャージャーズがエイケラーの強硬手段に応じるかどうか、あるいはエイケラーに自分で次の契約を模索する許可を与えるかどうかは不透明だ。

2017年にドラフト外フリーエージェント(FA)としてNFL入りして以来、エイケラーは過去2シーズンで38回のタッチダウン――次につける選手より12回多い――を記録するなど、自力で成功をつかんだリーグ屈指の選手の一人となった。エイケラーと他のランニングバックとの違いはそのキャッチ力と言えよう。エイケラーは6シーズンで389回のパスをキャッチし、3,448ヤードと29回のタッチダウンをマークしている。2022年に記録した107回のレシーブはNFL全体で5位、全RBの中で1位だった。

エイケラーが去った場合、チャージャーズのバックフィールドに他に突出した先発候補はいないが、ジョシュア・ケリーとアイザイア・スピラーは有力だろう。特に2022年のドラフトで4巡目に指名されたスピラーは8月でやっと22歳を迎える。

【R】