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パンサーズが元イーグルスRBマイルズ・サンダースと契約の条件に合意

2023年03月16日(木) 15:49

フィラデルフィア・イーグルスのマイルズ・サンダース【AP Photo/Ashley Landis】

ランニングバック(RB)マイルズ・サンダースが新たなホームを見つけた。

カロライナ・パンサーズが元フィラデルフィア・イーグルスのサンダースと4年2,540万ドル(約33億7,574万円)、1,300万ドル(約17億2,774万円)保証の契約の条件に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが報じた。チームは後に、サンダースが新契約に合意したことを発表している。

ドラフト4巡目指名選手だったサンダースは、イーグルスでの4年間でバックフィールドの多才な脅威であることを証明してきた。

NFLのキャリア初期には真の貢献者だったわけではないが、サンダースはそれでも最初の3シーズンのすべてで750ヤード以上を記録。キャリー回数はルーキーシーズンの179回から2022年には259回に跳ね上がり、同じ年にサンダースは1,269ヤード、タッチダウン11回という活躍を見せた。

フリーエージェンシー期間を迎えるにあたり、サンダースはグレッグ・ローゼンタールが作成したトップ101フリーエージェントのリストで51位に入っている。

パフォーマンスが上昇したことでイーグルスがサンダースを確保することは難しくなっており、チームはそれをフリーエージェントのRBラシャード・ペニーとの契約で認めた形だ。一方で、2017年以来のクリスチャン・マカフリー不在のフルシーズンを迎えようとするパンサーズにとっては、そのおかげでサンダースを後釜に据えることが可能になっている。

昨シーズン半ばにマカフリーをトレードに出したパンサーズは、今はフリーエージェントになったドンタ・フォーマンや、チュバ・フバードを頼りにしていた。2人は合わせて1,380ラッシングヤード、タッチダウン7回を記録している。

しかし、中心的な役割はこれからやってくるサンダースに移ることになりそうだ。パンサーズのヘッドコーチ(HC)であるフランク・ライクとランニングバック(RB)コーチであるデュース・ステイリーは、サンダースがドラフトされた当時にイーグルスにいた。彼らはフランチャイズの転換を試みていると、ラポポートは報じている。

建て直しの一部はすでに具現化している。RBルームには十分な選手がそろい、輝かしい未来に向けて、パンサーズは全体1位指名権もすでに手中にしている。

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