元ファルコンズのQBマリオタがイーグルスと1年契約へ
2023年03月17日(金) 23:01フィラデルフィア・イーグルスは引き続き忙しいフリーエージェンシー期間を過ごしている。
元アトランタ・ファルコンズのクオーターバック(QB)マーカス・マリオタがイーグルスと1年契約を結ぶと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に現地17日(金)に伝えた。
第一報を伝えたのは『ESPN』だった。
このニュースが報じられる前日には、元バックアップQBのガードナー・ミンシューがインディアナポリス・コルツとの契約を決断したことが明らかになっていた。ミンシューは元イーグルス攻撃コーディネーター(OC)であり、現在はコルツのヘッドコーチであるシェーン・スタイケンと、インディアナポリスで再会することになる。
29歳のマリオタは1シーズンを送ったアトランタ・ファルコンズから2月28日にリリースされていた。ベテランQBのマリオタは先発13試合(先発として5勝8敗)で2,219ヤード、タッチダウン15回、インターセプト9回、パス成功率61.3%をマーク。ファルコンズはシーズン第15週に元全体2位指名選手であるマリオタをデズモンド・リッダーと交代させ、マリオタは長く問題になっていた膝の手術を受けてシーズンを終えている。
イーグルスはプロボウルに選ばれたQBジェイレン・ハーツのバックアップとして、ベテランのマリオタを獲得した。ハーツは昨シーズンに15試合でプレーしており、レギュラーシーズンのラスト2戦は肩の捻挫で欠場している。イーグルスはこの2試合でミンシューを起用し、いずれも落とした。ミンシューはこの2戦でタッチダウンパス3回、インターセプト3回を記録している。
マリオタはテネシー・タイタンズ、ラスベガス・レイダース、アトランタ・ファルコンズに在籍した8シーズンのキャリアを通じて34勝40敗となっている。
ジェネラルマネジャー(GM)ハウイー・ローズマンの忙しいオフシーズンは続く。今回の動き以前にランニングバック(RB)ラシャード・ペニーと契約したのに続き、ディフェンシブエンド(DE)フレッチャー・コックスをチームにとどめ、コーナーバック(CB)ジェームズ・ブラッドベリーと再契約。また、話し合いによってCBダリウス・スレイも2023年シーズンに向けて連れ戻している。
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