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「ここに来た大きな理由」とQBロジャースの影響を語るジェッツの新WRラザード

2023年03月18日(土) 17:38

グリーンベイ・パッカーズのアレン・ラザード【AP Photo/Matt Ludtke】

ニューヨーク・ジェッツと新たに契約したワイドレシーバー(WR)のアレン・ラザードは4度のMVPのトレードが完了すれば、ニューヨークでアーロン・ロジャースと再会することになる。

4年4,400万ドル(約57億9,986万円)でサインしたラザードは、現地17日(金)に行われた記者会見で、2018年にドラフト外だった自分のキャリアがここまで来たのはロジャースのおかげだと話している。

「俺が今日ここにいる大きな理由は彼だ」とラザードは言う。「それは否定できない。俺がロースターにまだ入れなかった時に彼はトレーニングキャンプで味方してくれたし、試合で俺を求めてくれて、いつも俺のことを信じてくれた」

この発言は、ロジャースの助けがあったからこそ自分はフリーエージェントとして契約を確保できたのだという意味であり、ジェッツがトレードで彼を獲得するからニューヨークを選んだということでは必ずしもないとラザードは説明する。

「彼はプレッシャーの重い状況でよく俺を頼ってくれて、いつだって信じていてくれた」と彼は言っている。「それはワイドレシーバーとして、クオーターバックと得られるベストな関係だったんだ。俺と彼の関係は素晴らしかったよ。確かに、彼がここに来るといううわさはあった。(でも)最後の試合が終わった後のロッカールームで、俺はいかに自分のことが心配で、何がベストなのかを考えなきゃならないこと――他の人の心配はしていられないってことを彼に話したんだ。だから、俺がここに来るという決断は純粋に自分のキャリアにとってベストなことをするという考えに基づいてなされている。もちろん、彼がここに来てくれたらすごくありがたい――大きな助けだ――組織全体にとってもそうだし、プレーオフで勝ち進んで、ロンバルディトロフィーを獲得するための次のステップを進めるのに役立つ」

ルーキー時代のプレーはつつましいものだったが、ロジャースの信頼を得たラザードはやがてグリーンベイ・パッカーズのオフェンスの要となる。2022年のナンバー1ターゲットとなった彼は60回のキャッチで788ヤードというキャリアハイを記録し、そこに6回のタッチダウンを付け加えた。

会見で、パッカーズは彼との再契約にほとんど関心を示さなかったとラザードは言っている。

「俺がいなくなってもさほど寂しくはなさそうだった」とのことだ。

ブロックに意欲的なラザードはポゼッションレシーバーであり、ニューヨークの攻撃コーディネーター(OC)ナサニエル・ハケットのスキームにうまくフィットするだろう。ロジャースと再集結できれば、さらに期待は増える。

「先に言ったように、俺たちは互いに自分たちにとって正しいことをしようとしていた。もちろん、彼の状況は少し違うけど。今この場所で、12番が俺のクオーターバックになると思えるのはいいことだ」と27歳のラザードは言っている。「アーロン・ロジャースがクオーターバックなら、勝利の可能性は常にある。とはいえ、何より重要なのはスーパーボウルだけどな」

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