ゴッサムからエメラルドシティへ、フリーエージェンシーで残っていたトップセーフティ（S）が向かうことになった。

元ニューヨーク・ジャイアンツのセーフティ（S）ジュリアン・ラブがシアトル・シーホークスと契約した。現地17日（金）の午後、チームが発表している。

グレッグ・ローゼンタールの選ぶトップ101フリーエージェントで77位にランクインしているラブは、そのキャリアで飛び抜けて優秀なシーズンを終えたばかりだ。2022年に守備コーディネーター（DC）ドン・マーティンデイルのスキームで活用されたラブはフィールド全体にわたるプレーを見せ、16試合で先発してタックル124回、タックルーフォーロス6回――全てキャリアハイを記録した。

彼は書類上はSのストックがあるシアトルのディフェンスに加わることになる。そこにはプロボウル選出のクアンドレ・ディッグスとジャマール・アダムス、そして制限付きフリーエージェントのライアン・ニールがいる。

アダムスは大腿（だいたい）四頭筋断裂からの復帰途上にあるが、彼は3セーフティセットの中で事実上のラインバッカー（LB）として使われることがしばしばあった。そのため、ラブとの契約でアダムスの未来に関して疑いがかき立てられるかもしれないが、ラブもまた多才な選手であり、過去にヘッドコーチ（HC）ピート・キャロルが好んできた3セーフティアプローチを強みにする力をシーホークスに与える。

【M】