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元イーグルスSガードナー・ジョンソンがライオンズと1年契約へ

2023年03月20日(月) 13:09

C.J.ガードナー・ジョンソン【NFL】

デトロイト・ライオンズが2023年にディフェンスを強化しようとしている。

これまでフィラデルフィア・イーグルスに所属していたセーフティ(S)C.J.ガードナー・ジョンソンがライオンズと800万ドル(約10億5,614万円)の1年契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地19日(日)夜に情報筋の話を元に報じた。ガードナー・ジョンソンの契約には契約時に全額保証される650万ドル(約8億5,772万円)が含まれているとペリセロはつけ加えている。

イーグルスで過ごした最初のシーズンに、ガードナー・ジョンソンはインターセプト6回を記録してキャリアハイを更新。2022年シーズン開幕前にニューオーリンズ・セインツからイーグルスにトレードされたキャリア4年目のガードナー・ジョンソンは、フィールド中央部のボールホークとしてイーグルス守備陣で大きな役割を担い、チームが2017年シーズンを最後に遠ざかっていたスーパーボウル出場を果たすのに貢献した。

グレッグ・ローゼンタールが選ぶトップ101フリーエージェント(FA)リストで3位にランクインしていたガードナー・ジョンソンの守備面での多才さは、昨シーズンのイーグルス守備陣に恩恵をもたらした。今後は、ライオンズに興味深い影響を与えるだろう。

昨季、ガードナー・ジョンソンはシーズン第12週に腎裂傷に見舞われ、その後の5試合を欠場せざるを得なくなるなど、不本意な時期も過ごしていた。しかし、シーズン第18週には復帰を果たし、イーグルスのNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)第1シード確保を後押ししている。

25歳のガードナー・ジョンソンは、昨シーズンを9勝8敗で終え、正しい方向へ向かっている最中のヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベル率いるライオンズに加わることになった。ディフェンシブエンド(DE)エイダン・ハッチンソンやアウトサイドラインバッカー(OLB)マルコム・ロドリゲス、加入したばかりのコーナーバック(CB)キャメロン・サットンを擁するライオンズ守備陣は、ガードナー・ジョンソンの加入でさらに向上していくはずだ。

ライオンズは2023年ドラフトで2つの1巡目指名権(全体6位と全体18位)を持っているため、今後もディフェンスの補強を行う可能性があると言えよう。

【RA】