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レイダースが元テキサンズTEハワードと契約

2023年03月21日(火) 10:13

O.J.ハワード【NFL】

ラスベガス・レイダースがタイトエンド(TE)ルームに待望の助っ人を迎え入れている。

タイトエンドのO.J.ハワードが現地20日(月)にレイダースを訪問した後に契約を締結したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートがその取引を知る人物の話をもとに報じた。その後、チームは今回の契約を正式に発表している。

かつてタンパベイ・バッカニアーズからドラフト1巡目指名を受けたハワードは、2022年をヒューストン・テキサンズで過ごし、キャッチ10回、145ヤード、タッチダウン2回を記録した。

レイダースは水曜日にフリーエージェント(FA)のTEオースティン・フーパーの訪問も受け入れることになっている。フーパーは昨季、テネシー・タイタンズでキャッチ41回、444ヤード、タッチダウン2回をマークした。

アラバマ大学出身のハワードは魅力的な身体能力を持ってNFL入りを果たしたが、バッカニアーズですべてを発揮することはできなかった。キャリア2シーズン目は10試合に出場し、キャリアハイとなるキャッチ34回、565ヤードをマークしている。2020年シーズンは4試合に出場した後にアキレス腱を負傷。バッカニアーズで過ごした5シーズンでは合計でキャッチ119回、1,737ヤード、タッチダウン15回を記録した。

先週にTEダレン・ウォーラーをニューヨーク・ジャイアンツにトレードしたレイダースは、タイトエンドの助っ人を求めて市場を見ていた。現在もフリーエージェントのTEフォスター・モローは他チームとの面談を進めていると報じられている。

ハワードはイェスパー・ホーステッドやコール・フォザリンガムを擁するレイダースのTEルームに加わることになった。レイダースはハワードの加入でベテランの存在を手に入れられるものの、フーパーと契約しない場合、さらなる補強を行うためにドラフトにも目を向ける可能性がある。

【RA】