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テキサンズがTEシュルツおよびRBシングルテリーと契約

2023年03月21日(火) 10:15

ダラス・カウボーイズのダルトン・シュルツ【AP Photo/Josie Lepe】

ヒューストン・テキサンズがオフェンスに戦力を追加している。

テキサンズがこれまでダラス・カウボーイズに所属していたタイトエンド(TE)ダルトン・シュルツおよびバッファロー・ビルズに所属していたランニングバック(RB)デビン・シングルテリーと契約を結ぶという。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロとイアン・ラポポートが現地20日(月)に情報筋の話を元に報じた。

ペリセロによると、シュルツは最大900万ドル(約11億8,239万円)の1年契約を結ぶとのこと。

また、ラポポートによれば、シングルテリーも最大375万ドル(約4億9,266万円)の1年契約を結ぶという。

この2人の加入により、昨季に得点で30位に沈んでいたオフェンスが強化されることが期待されている。テキサンズが2023年NFLドラフト全体2位でクオーターバック(QB)を指名するという選択をした場合、2人の存在はその新人QBを助けることになるだろう。

カウボーイズからフランチャイズタグをつけられていた2022年シーズン、身長約196cm、体重約111kgのシュルツの成績は振るわなかった。それでも、26歳のシュルツはレギュラーシーズンで15試合に出場してキャッチ57回、577ヤード、タッチダウン5回を記録。また、ポストシーズンの2試合ではキャッチ12回で122ヤード、タッチダウン3回をマークしており、終盤にかけては最高のパフォーマンスを発揮していたと言えよう。

この3シーズンでシュルツはキャッチ198回、タッチダウン17回を決めている。テキサンズはフリーエージェンシーで2人のタイトエンドを失った。ジョーダン・エイキンスはクリーブランド・ブラウンズに、O.J.ハワードはラスベガス・レイダースに移っている。

25歳のシングルテリーはNFLでの4シーズンをすべてビルズで過ごしており、ラッシングでは毎シーズン、チームをリードしてきた。しかし、2022年ドラフト2巡目で指名されたRBジェームス・クックの台頭により、シングルテリーの役割は少しずつ減少していた。

2022年シーズン、シングルテリーはキャリー177回で819ヤード、タッチダウンラン5回を記録したほか、キャッチ38回で280ヤード、タッチダウンキャッチ1回も追加している。テキサンズのRBデイミオン・ピアースは昨季、足首のケガで最後の4試合を欠場する前に13試合に出場して939ヤード、タッチダウン4回を記録し、ルーキーとして注目を集めた。シングルテリーはそのピアースとバックフィールドでタッグを組むと見られている。

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