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ブロンコスQBウィルソンが右膝の手術、OTAには間に合う見込み

2023年03月23日(木) 08:59

デンバー・ブロンコスのラッセル・ウィルソン【AP Photo/Reed Hoffmann】

デンバー・ブロンコスのクオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンが右膝の関節鏡視下手術を受けると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地22日(水)に伝えた。この手術は簡単なクリーンアップのためのものだと考えられている。

膝の問題は数シーズンにわたってウィルソンを悩ませてきたようだが、今オフシーズンのチーム合同練習(OTA)開始までには完全に健康な状態を取り戻せる見込みだ。

ウィルソンにとって、今季は重要なシーズンになる。34歳のウィルソンは、昨シーズンに2試合を負傷によって欠場し、パス成功率(60.5%)とタッチダウンパス(16回)はキャリア最低だった。ハムストリングの部分断裂を抱えたウィルソンはシーズン第7週のニューヨーク・ジェッツ戦を欠場。また、シーズン第14週のカンザスシティ・チーフス戦で脳しんとうを起こし、第15週のアリゾナ・カーディナルスとの試合には参加できなかった。

新ヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンはウィルソンがより簡単に成功できるよう手助けをするだろう。しかし、ブロンコスの今年と昨年の1巡目指名権を引き換えとする大型トレードでチームに加入し、昨シーズン開始前に1億6,500万ドル(約216億4,973万円)保証の5年2億4,500ドル(約321億4,192万円)の契約を結んだウィルソンには、大きなプレッシャーがかかっている。

ウィルソンの契約は今後2シーズンで保証されている。

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