ジャガーズが元ブラウンズRBディアーネスト・ジョンソンと1年契約へ
2023年03月23日(木) 11:11AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区王者のジャクソンビル・ジャガーズがランニングバック(RB)トラビス・イーティーエンのランニングメイトを確保している。
ジャガーズがRBディアーネスト・ジョンソンと1年契約に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地22日(水)に今回の取引を知る人物の話を元に報じた。
第一報を伝えたのは『ESPN』だ。
ジョンソンはジャガーズのバックフィールドにとって魅力的な新戦力となるだろう。体重が約94kgあるジョンソンはセカンドレベルで爆発的な威力を発揮する大男だ。クリーブランド・ブラウンズでの4シーズンでは、キャリー141回で738ヤード、タッチダウン3回を記録している。その成果の大部分は2021年シーズンにもたらされた。ニック・チャッブやカリーム・ハントが欠場していた中で、ジョンソンはキャリー100回で534ヤード、タッチダウン3回をマーク。初めて先発を務めたシーズン第7週のデンバー・ブロンコス戦ではキャリー22回で146ヤードを稼いだ。
27歳であるにもかかわらず、サウスフロリダ大学出身のジョンソンは4シーズンのキャリアであまり多くのヤードを稼いでいない。2022年シーズンはわずか4回のキャリーで17ヤードという成績だった。ジョンソンにはスペシャルチームとして出場した経験もあり、ダグ・ペダーソンHC(ヘッドコーチ)はバックアップRBたちがそうした役割を担うことを望んでいる。昨シーズン、ジョンソンはスペシャルチームのスナップに200回参加した。
ブラウンズのデプスチャートで埋もれていたジョンソンは、ジャガーズで抜群のレシーブ能力を誇るイーティーエンに次ぐ2番手になると見られている。この2人の多様なスキルはお互いをよく補完し合うはずだ。
昨年にRBジェームズ・ロビンソンをトレードしたジャガーズは、イーティーエンの正当なペアを欠いていた。そして水曜日、彼らはジョンソンにその役割をたくすことにしている。とはいえ、今回の1年契約はジャガーズがドラフトの中盤や終盤でランニングバックを指名する可能性を排除するものではない。
【RA】