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年次ミーティングで17のルール変更案が投票に

2023年03月24日(金) 14:02

NFLロゴ【AP Photo/Kyusung Gong】

NFLは現地23日(木)に、2023年のプレールールや規則の変更案の投票が、まもなく実施される年次リーグミーティングで行われることを発表した。

リーグの競技委員会は8項目のルール変更案を提示。それに加え、NFLの各クラブが9項目を提案している。

競技委員会の提案の中には、タッチバックおよびフェアキャッチの後のボールの位置づけに関するものが含まれる。

提案の1つは、パントからのタッチバックがあった際、ボールをレシーブ側のチームの25ヤードラインに置くというものだ。もう一方は、レシーブ側のチームの25ヤードラインよりも後ろでフェアキャッチがあった場合、ボールをレシーブ側の25ヤードラインに置くというもの。

年次リーグミーティングは26日(日)から29日(水)まで、アリゾナ州フェニックスで開催される。

2023年のプレールール変更案は下記の通り。

フィラデルフィア・イーグルスの提案
規則5第1条第2項に対する、以下の修正案。ジャージーナンバーにゼロ(0)を使用することを許可する。キッカーとパンターが0から49、および90から99のジャージーナンバーを使用することを可能にする。

フィラデルフィア・イーグルスの提案
規則6第1条に対する、以下の修正案。あるチームが得点した後、オンサイドキックオフの試みに代わる1つのオフェンシブプレー(キック側チーム20ヤードラインからの第4ダウン残り20ヤード)でボールのポゼッションを維持することを可能にする。

ロサンゼルス・チャージャーズの提案
規則4第6条第3項および第7条第4項に対する、以下の修正案。他のタイミングルールとの一貫性をもたせるため、インスタントリプレーで判定が覆った後のプレークロックの調整。

デトロイト・ライオンズの提案
規則15第3条第9項に対する、以下の修正案。コーチのチャレンジシステムを、フィールド上でコールされたパーソナルファウルを含むよう拡大。

デトロイト・ライオンズの提案
規則15第1条に対する、以下の修正案。各クラブに3回目のチャレンジの機会をさらに提供する。

デトロイト・ライオンズの提案
規則15第3条に対する、以下の修正案。リプレーオフィシャルの権限を拡大し、ペナルティ評価に関する協議を可能にする。

ヒューストン・テキサンズの提案
規則15第1条第2項に対する、以下の修正案。リプレーオフィシャルの権限を拡大し、失敗した第4ダウンのアテンプトへのレビューを可能にする。

ロサンゼルス・ラムズの提案
規則15第1条第1項および第3項に対する、以下の修正案。リプレーアシスト、ならびにコーチのチャレンジの双方、もしくはいずれかによる、フィールド上でコールされたラフィングザパサーに対する反則の制定。

ニューヨーク・ジェッツの提案
規則12第2条第6項に対する、以下の修正案。クラックッバックの禁止を、センターを超えて動いて(“スプリット・フロー・ブロック”)ディフェンダーを腰の下でブロックしようとする選手にも拡大。

競技委員会の提案
片足、もしくは両足の始動の定義の変更。

競技委員会の提案
パーソナルファウルを犯した際のペナルティの策定。

競技委員会の提案
イリーガルなフォワードパスなどの他の違法な行為に対するものと一貫性を持たせた、ボールを違法に前方へ手渡すことに対するぺナルティの策定。

競技委員会の提案
イリーガルなフォワードパスなどの他の違法な行為に対するものと一貫性を持たせた、違法なパント、ドロップキック、プレースキックへのペナルティの策定。

競技委員会の提案
パントでタッチバックがあった際、ボールをレシーブ側チームの25ヤードラインに置くこと。

競技委員会の提案
オフェンスが自分たちのファウルの結果として、ハーフの延長による恩恵を得るのを回避すること。

競技委員会の提案
フリーキック(キックオフおよびセーフティキック)でレシーブ側チームの25ヤードラインより後方でフェアキャッチがあった際、ボールをレシーブ側の25ヤードラインに置くこと。

競技委員会の提案
第8条から“突き当てる、ぶつける、突く”という文言を取り除き、こういった行為を“許容されないヘルメットの使用法”に組み込むことによって、相手に対するヘルメットの使用について明確化すること。

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