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WRチャークがパンサーズと1年契約

2023年03月25日(土) 17:22

D.J.チャーク【AP Photo/Emilee Chinn】

カロライナ・パンサーズがワイドレシーバー(WR)陣にまた1人ベテランを加えた。

彼らはD.J.チャークと500万ドル(約6億5,375万円)を保証する1年契約を結んだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地24日(金)に情報を伝えている。チームもその後、契約を認めた。

2021年に足首の骨折により、4試合でシーズンを終えた現在26歳のチャークは、2022年に1年契約でデトロイト・ライオンズに所属していた。実力証明のための1年と考え、それが次のシーズンの長期契約につながることを彼は望んでいた。しかし、デトロイトでも再びケガに見舞われてしまい、11試合の出場に終わっている。フィールドにいるときの彼の生産性は派手ではないものの堅実で、ライオンズオフェンスで30回のキャッチ、502ヤード、3回のタッチダウンを決めている。

健康な状態であれば、今でもチャークは境界でのスピードとキャッチ能力を持っている。プロボウルに選出された2019年の目を見張る1,008ヤード、タッチダウン8回という記録は元2巡目指名の彼の良い面を見せていた。それから4年がたち、時計を巻き戻すことはできるだろうか?

足首の骨折から1年が経過したことで、パンサーズはチャークがそのレベルに近づくことに賭けている。

選択肢が不足するこのオフシーズンのフリーエージェントマーケットで、チャークはベストといえる選択肢の1人だった。彼のスキルセットはクラブが最近契約したもう1人のWRアダム・シーレンがもたらすものとうまくかみ合うはずだ。

こうした追加によって、パンサーズは全体1位指名権と引き換えにしたパッケージの一環でシカゴ・ベアーズに差し出したD.J.ムーアの穴を埋めることができる。チャークもシーレンもムーアほどのプレーメーカーではないものの、2人がいればパンサーズがこれから指名するルーキークオーターバック(QB)の1年目に堅実なベテラン2人をあてがうことができる。

チャークとシーレンの加入は、コーチングスタッフが必ずしも以前の体制からロースターに残された若手選手たちに魅了されているわけではないことを示唆している。テラス・マーシャルJr.、ラビスカ・シュナルトJr.とシー・スミスはデプスチャート後方でスナップを争うことになりそうだ。

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