ビルズに加入したSラップ、“このチームとディフェンスはとても特別”
2023年04月03日(月) 10:59ロサンゼルス・ラムズの一員としてスーパーボウル制覇を経験したセーフティ(S)テイラー・ラップは、バッファロー・ビルズに移り、新チームと共にもう一度スーパーボウルを目指すことを楽しみにしている。
フリーエージェント(FA)で次のチームを選ぶ機会があったラップは、ビルズが自分に合っているのだと説明した。
チーム公式サイトによると、ラップは今週に「フリーエージェントのプロセスでは、誰もが自分に合っているところや、適切な機会を見つけようとしていると思う」と語ったという。「このチーム、ディフェンス、バックエンド、バックセブンはとても特別だ。特に、これから同じルームに所属することになる、マイカー(ハイド)やジョーダン(ポイヤー)といった選手はね。明らかに、2人とも偉大な選手だし、オールプロに選出され、素晴らしいキャリアを積んできた。だからこれは、そこに加わって自分にできる形で貢献する素晴らしい機会なんだ。ゲームについて、彼らからできる限り多くのことを学び、吸収したい」
ワシントン大学出身のラップは2019年ドラフト2巡目でラムズに指名された。最初の2シーズンでは15試合に先発出場している。2021年には、レギュラーシーズンの全17試合で先発を務め、キャリアハイとなるインターセプト4回を記録。才能豊かなディフェンスの支えもあってロンバルディトロフィーを掲げたラムズに貢献している。昨シーズンは16試合に先発しており、苦戦を強いられていたラムズ守備陣で光を放っていた。
25歳のラップは今年を、ハイドとポイヤーの後ろでポジションに関することを深く学ぶ機会だと捉えている。今オフシーズン、ポイヤーはビルズを去ると思われていたが、最終的には再契約を結んだ。新しいチームに貢献することをどれほど楽しみにしているかを説明したラップは、次のようにコメントしている。
「マイカーとジョーダンの2人からゲームについてできる限り多くのことを学び、吸収しようと思っている。彼らはテイクアウェイとターンオーバーでよく知られている。単純に彼らはボールホークだし、その一員になれるのを楽しみにしている」
ビルズは2年連続でオフシーズンに元ラムズ選手と契約している。昨オフシーズンにはアウトサイドラインバッカー(OLB)ボン・ミラーを迎え入れた。今回、ビルズに加入したラップは、オールプロに選出された経歴のあるパスラッシャーと再び一緒にフィールドに立てることを楽しみにしている。
「彼は俺が契約の条件に合意したときにすぐに連絡をくれた」と明かしたラップは「俺たちはスーパーボウルで優勝した2021年も、ロサンゼルスで一緒に過ごしていた。ボンは素晴らしい人で、彼と一緒にやれることにワクワクしている」と続けた。
今月末に2023年NFLドラフトを控える中、ビルズはロースターに才能のある選手をさらに加えるつもりだ。ビルズはドラフトに向けて合計6つの指名権を保有している。
【RA】