ファルコンズが元タイタンズのOLBバド・デュプリーと1年約6億7,000万円で契約
2023年04月15日(土) 09:51バド・デュプリーの新天地はアトランタだ。
現地14日(金)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはエッジラッシャーのデュプリーがアトランタ・ファルコンズと最大500万ドル(約6億6,912万円)の1年契約を締結すると報じた。
今回のデュプリーの年俸は、2021年にタイタンズが高いリスクを背負い、ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)損傷後、数カ月で5年総額8,200万ドル(約109億7,365万円)の契約を結んだことと比較すると、微々たるものだ。デュプリーはナッシュビルでの最初のシーズンでケガから復帰するのに苦労し、契約を保持した2年間で34試合中わずか22試合(そのうち先発17試合)にしか出場できなかった。
タイタンズはデュプリーへの投資で予想されるリターンを受け取らず、デュプリーが3月に30歳の誕生日を迎えた直後にリリース、サラリーキャップの節約を選択した。
その後、デュプリーは新しいチームとの接触を1カ月待ってからアトランタに向かい、ゼネラルマネジャー(GM)のテリー・フォンテノーがディフェンス陣を立て直すために多くのリソースを投じているファルコンズへ加入した。デュプリーは先月にベテランのデイビッド・オニエマータ、カライス・キャンベル、ジェシー・ベイツ三世とジェフ・オクーダを獲得しているユニットへ最後に加入する。
2021年から2022年にかけて記録したサック7回という記録が証明しているように、30歳のデュプリーにはまだ余力が残っている。ピッツバーグ・スティーラーズ時代のように、6シーズンでサック39.5回という記録を再現する可能性は低いかもしれないが、ファルコンズは大活躍を期待するようなタイプのディフェンスと契約したわけではない。デュプリーがきちんとした結果(と安定した出場)を果たすことができれば、ファルコンズにとって500万ドルの価値は十分あるだろう。
【AK】