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NBAがブラウンズオーナーのハスラム夫妻によるミルウォーキー・バックス株取得を承認

2023年04月15日(土) 17:09

クリーブランド・ブラウンズのジミー・ハスラムオーナー【AP Photo/Ron Schwane, File】

クリーブランド・ブラウンズのオーナーであるジミー・ハスラムとディー・ハスラムによる、マーク・ラスリーが持つミルウォーキー・バックスの株式25%の購入が、NBAの理事会から承認された。

現地14日(金)に発表されたこの承認により、ハスラム夫妻は、ウェス・エデンズとジェイミー・ディナンと共に、チームの共同オーナーとなる。2014年にラスリーと共にバックスを購入したエデンズは、バックスの総督としてラスリーの後任となり、今後5年間その役割を果たすことになる。

ハスラム夫妻はチームの声明の中で「このオーナーグループは、スポーツ界ではまれな基準を持ちコート内外においてチャンピオンシップとなる組織を作り上げた。われわれは彼らが作り上げたチームを高く評価している。われわれは、ミルウォーキーにおけるバスケットボールの素晴らしい歴史と、情熱的で忠実なファンベースに本当に感謝している」と述べた。

買収の条件は発表されていない。2月下旬にハスラム夫妻がラスリー氏のバックス株を購入することに合意した際、この取引でのチームの評価額は約35億ドル(約4,683億8,750万円)になると報道された。ラスリー氏の持ち株は、その4分の1に相当する。

メジャーリーグサッカーのコロンバス・クルーを所有するハスラム夫妻は、過去にミネソタ・ティンバーウルブズを含む他のプロスポーツチームの買収を検討したことがある。

今回の買収には、バックス、バックスのトレーニング施設であるファイサーブ・フォーラム、NBA Gリーグ提携チーム、2Kリーグ提携チームが含まれる。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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