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カーディナルスWRホプキンスが「昇給を望んでいない」とツイート

2023年04月17日(月) 10:17


アリゾナ・カーディナルスのディアンドレ・ホプキンス【AP Photo/Rick Scuteri】

この1週間はアリゾナ・カーディナルスにとって忙しいものとなった。

アリゾナにはセーフティ(S)ブッダ・ベイカー以外にもチームにおける将来が不透明な選手がいる。現地16日(日)、ワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンスが『Twitter(ツイッター)』に、自分が抱えている可能性のある問題は契約とは無関係だという内容のツイートを投稿した。

オールプロに3回選出された経歴を持つホプキンスは「ホプキンスは昇給を望んでいない」とつづり、投稿の最後に“ヌーク(ホプキンスの愛称)”と記している。『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によると、ホプキンスは2020年9月にサインした延長契約の一部として、2023年に1,945万ドル(約26億0,451万円)、2024年に1,491万5,000ドル(約19億9,704万円)を受け取る予定だという。

オフシーズン開始時からホプキンスのトレードがうわさされていた中で、今回のツイートは投稿された。

先週、カーディナルスのヘッドコーチ(HC)ジョナサン・ギャノンはチームがオフシーズンのストレングス&コンディショニング・プログラムを開始した際に、メディアへの対応をしている。注目すべきことに、そこにホプキンスの姿はなかった。

4月11日、ギャノンHCは報道陣に「どうなるか分からないが、D-Hopとは連絡を取っている」と明かしている。「彼とわれわれの両方とってベストなことを行いたい。準備ができ次第、彼はチームに合流して自分のゲームを向上させるだろう」

これまでに5度プロボウルに選出されてきたホプキンスは、カーディナルスの一員として過ごした最初のシーズンに成功を収めた。2020年、ホプキンスは16試合に出場して1,407レシーブヤード、タッチダウンレシーブ6回を記録している。それ以降は複数のケガに見舞われながら19試合に出場。2022年シーズンはリーグの運動能力向上物質規定に違反したとして出場停止処分を科され、最初の6試合の欠場を余儀なくされた。

ホプキンスを獲得した当時のフロントオフィスはすでになく、現在はギャノンHCがクリフ・キングスベリーの後任に、ジェネラルマネジャー(GM)モンティ・オッセンフォートがスティーブ・カイムの後任に就いている。

2023年NFLドラフトで合計8つのドラフト指名権を保有しているカーディナルスは、来週にWRルームに対処する可能性があると言えよう。

【RA】