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ベンガルズRBジョー・ミクソンが脅迫罪に無罪を主張

2023年04月20日(木) 14:16


シンシナティ・ベンガルズのジョー・ミクソン【AP Photo/Jeff Roberson】

シンシナティ・ベンガルズのランニングバック(RB)であるジョー・ミクソンが、加重脅迫軽罪に対して無罪を主張した。ミクソンは今年、シンシナティで一人の女性を脅し、銃を向けたとされている。

ミクソンはハミルトン郡地方裁判所に初めて出廷しており、保釈金は1万ドル(約135万円)に設定された。また、ミクソンには問題の女性との接触が禁じられている。

当初、2月にミクソンへの逮捕状が発行されたものの、その翌日に取り下げられていた。4月7日、シンシナティ警察は“捜査過程で新たな証拠が出たのを受けて”再起訴したと発表。しかし、詳細については明かされていない。

2月2日に逮捕状が出た際、添付されていた警察官の宣誓供述署には、26歳のミクソンが被害者に銃を向けて「お前は顔を撃たれればいい。俺はお前を撃つべきだ。警察に俺は捕まえられない」と発言したと記されていた。

訴状によると事件が起きたのは1月21日(土)だといい、軽罪として処理されていた。ベンガルズは1月22日(日)にAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)ディビジョナルラウンドでバッファロー・ビルズに勝利している。訴状ではその他の詳細には触れられていなかった。この訴状は2月3日にハミルトン郡地方裁判所によって取り下げられており、市の検察当局は取り下げは“正義のため”だと述べていた。

ミクソンは6年目となるシーズンにランで814ヤード、タッチダウン7回をマーク。また、キャッチはいずれもキャリアハイである60回と441ヤードという記録だった。2021年のラッシング記録はキャリアハイの1,205ヤードとタッチダウン13回で、これまでのキャリアのすべてをシンシナティで送っている。

オクラホマ大学出身のミクソンは2017年にドラフト2巡目で指名を受けた。複数のチームが、2014年にミクソンがオクラホマ大学の女子学生の顔面を殴った一件を受け、人格面の懸念からミクソンの指名を見送ったと話している。

オクラホマ大学のフットボールチームであるスーナーズから1年の出場停止処分を受けており、被告が罪を認めない一方で、有罪とされる証拠が十分にあることを認めるものであるアルフォード・プリーを行った。宣告猶予を受けたミクソンは、社会貢献とカウンセリングを命じられていた。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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