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ジャイアンツとの契約交渉について「なるようになる」とRBバークリー

2023年04月24日(月) 11:00


ニューヨーク・ジャイアンツのセイクワン・バークリー【AP Photo/Abbie Parr】

今オフシーズン、ニューヨーク・ジャイアンツとランニングバック(RB)セイクワン・バークリーは新契約に関して保留状態となっている。

先週、ペンシルベニア州ファウンテンヒルにあるテンプル/聖ルカ医科大学を訪れたバークリーは、新契約の交渉に関して、自身とジャイアンツの現状を明らかにした。

『The Morning Call(ザ・モーニング・コール)』のキース・グローラーによると、バークリーは「今、ジャイアンツとどういう状況かって? いつか誰かが言っていた気がするけど・・・今はまだ4月だ」と語ったという。「ジョー(シェーン、ジェネラルマネジャー/GM)とはあまり話していない。だから、自分にできる最善の対処法は仕事を続けることだ。なるようになるさ」

「今は自分でコントールできないことがある。俺がコントロールできるのは、どのように毎朝起きて自分の目標と情熱を持ち続けるかということだけ。今、チームと一緒じゃなくて、施設にも行っていないかもしれないけど、ジャイアンツの誰も俺の職業倫理を懸念していないと思うし、チームメイトが俺の準備方法を心配することもないだろう」

現地20日(木)、シェーンGMはバークリーとの長期契約に向けたチームの話し合いについて「何も変化はない」と述べた。

ジャイアンツは3月、バークリーに1,009万1,000ドル(約13億5,218万円)のフランチャイズタグを付与。複数年契約を締結する場合、両者は7月17日(月)までに契約をまとめなければならない。それが実現しなかった場合、プロボウルに2度選出された経歴を持つバークリーは1年テンダーでプレーすることになる。まだテンダーにサインしていないことから、バークリーはチームのオフシーズンワークアウトに参加できていない状態だ。

昨シーズン、バークリーはジャイアンツの一員としてキャリー295回で1,312ヤードを記録し、キャリア最高の1年を送っている。バークリーが健康を維持していた上に、ブライアン・ダボールがヘッドコーチ(HC)に就任した初年度にクオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズが最高のシーズンを過ごしたことで、ジャイアンツは2017年シーズン以来のプレーオフ進出を果たした。

バークリーは2022年シーズンを「最終目標は達成できなかったからつらい」と振り返っている。「スーパーボウルで勝てるように努力したけど、ディビジョンでもプレーオフでも物足りない結果に終わって、相手がフィリー(フィラデルフィア・イーグルス)というのも間違いなく不利だった。自分が誇らしいと思えるようなものではなかった。ただただ知っていたことを全部、確認しただけ。プレーヤーがまだいることは分かったけど、口で言うのは簡単さ」

「外に出てそれを見せなきゃならないときに神のおかげで健康を維持できたし、素晴らしいコーチやチームメイトがいたおかげで俺は成功することができた。自分自身だけじゃなくてすべての人に、プレーヤーがまだそこにいると証明することができた。自分はまだ26歳と若いし、全盛期を迎え始めているところだと思っている」

2020年と2021年にケガに悩まされていたジャイアンツのスターランニングバックは、昨シーズンと同じように2023年シーズンをスタートさせたいと考えている。

「まだ多くの人が見ていない26のバージョンがある」とバークリーは強調した。

【RA】