ジャイアンツがFAのDTアショーン・ロビンソンと契約に合意
2023年04月25日(火) 08:54ニューヨーク・ジャイアンツがディフェンシブフロントに経験豊富な選手をさらに追加している。
ベテランのディフェンシブタックル(DT)アショーン・ロビンソンがジャイアンツとの1年契約に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが現地24日(月)に報道。ロビンソンの契約は最大で800万ドル(約10億7,254万円)相当になるという。その後、チームは今回の契約を正式に発表している。
ロビンソンは8年のNFLキャリアで3つ目のチームに所属することになった。アラバマ大学出身のロビンソンは2016年ドラフト2巡目でデトロイト・ライオンズから指名を受け、リーグ入りを果たしている。ライオンズで4シーズンを過ごした後、2020年にロサンゼルス・ラムズに入団。2021年シーズンにはラムズでスーパーボウル制覇を経験し、ラムズで過ごす最後のシーズンとなった2022年には10試合に出場した。
28歳のロビンソンは強豪の1つだったチームから、驚くべき2022年シーズンを経てスーパーボウル出場に向けて次の一歩を踏み出そうとしているチームに移る。昨季、ワイルドカードラウンドの出場権を手に入れてポストシーズン進出を果たしたジャイアンツは、スーパーワイルドカード週末でミネソタ・バイキングスにまさかの勝利を挙げたのだ。その後は最終的にNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)王者となったフィラデルフィア・イーグルスに大敗を喫している。
ロビンソンは今オフシーズンにラインバッカー(LB)ボビー・オケレーケやコーナーバック(CB)ボビー・マッケイン、DTラキーム・ヌーネス・ロークスなど、多くの新戦力を迎えたディフェンスに加わる予定だ。昨年にトータルディフェンスで25位になったところから向上を目指しているユニットにおいて、ロビンソンはヌーネス・ロークスと並び、先発のディフェンシブエンド(DE)レナード・ウイリアムスやDTデクスター・ローレンスの後ろで質の高いローテーショングループを形成することができる、経験豊富なディフェンダーとして活躍するだろう。
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