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パンサーズが2023年ドラフト全体1位でQBブライス・ヤングを指名

2023年04月28日(金) 09:34


カロライナ・パンサーズからドラフト指名を受けたアラバマ大学のブライス・ヤング【AP Photo/Jeff Roberson】

カロライナ・パンサーズがフランチャイズの新しい顔を迎え入れる。

現地27日(木)にミズーリ州カンザスシティで始まった2023年NFLドラフトの全体1位で、パンサーズがアラバマ大学のクオーターバック(QB)ブライス・ヤングを指名している。

キャム・ニュートンのチームでの最初の期間が終わった2019年からダイナミックなプレーメーク能力のある選手を求めていたパンサーズが、その選手を手中にしたようだ。

アラバマ大学で2年間先発を務めたヤングは、大学のシグナルコーラーとして目のくらむような数字を残しており、2021年から2022年の27試合で8,200パスヤード、タッチダウン79回、インターセプト12回を記録。

ハイズマントロフィーを獲得した2021年には、アラバマ大学のシーズン記録である4,827ヤード、タッチダウンパス47回をマークした。

ヤングの一番の懸念材料は5フィート10、204パウンド(約177.8cm、92.5kg)というサイズだった。パンサーズのジェネラルマネジャーであるスコット・フィッタラーは以前に、ヤングの体格についてはそれほど懸念していないとし、NFLの舞台で体を大きくすることもできると指摘。健康状態に問題がなければ、ヤングには試合の流れを変える力がある。

パンサーズにはあと5つの指名権があり、オフェンスでは特にレシーバー陣を補強すると共に、守備陣に堅実な選手を追加することも可能だ。

不安定な状態が数年続いた後、パンサーズはついに現在と未来を懸けられるクオーターバックを見つけている。

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