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カーディナルスがOTパリス・ジョンソンを指名すべく全体6位にトレードアップ

2023年04月28日(金) 11:01

アリゾナ・カーディナルスからドラフト指名を受けたオハイオ州立大学のパリス・ジョンソンJr.【AP Photo/Jeff Roberson】

きわめて優秀なドラフト候補生がクオーターバック(QB)カイラー・マレーを守るべくアリゾナへ向かう。

2023年NFLドラフトの初日に行ったデトロイト・ライオンズとのトレードで獲得した全体6位指名権によって、カーディナルスがオハイオ州立大学のオフェンシブタックル(OT)パリス・ジョンソンを指名した。ライオンズは6位から12位にトレードダウンしたのに加え、カーディナルスの全体34位および168位指名権を獲得。カーディナルスはこのトレードの中で、全体81位指名権も手に入れた。

驚くべきことに、これがこの日のカーディナルスの3回目のトレードだ。そのすべてが、ドラフト6位指名順までの間になされた。ヘッドコーチ(HC)ジョナサン・ギャノンと契約した際のタンパリング問題の和解の一環としてフィラデルフィア・イーグルスとトレードを行ったカーディナルスは、さらにテキサンズとのトレードで3位から12位に下がった後、ジョンソン指名のためにトレードアップしている。

ジョンソンは2022年にオールアメリカンのセカンドチーム、オールビッグ10のファーストチームに選ばれ、タックルとガードで経験を積んだ選手。NFLレベルでタックルをプレーするための能力を備えており、相手ラッシャーが何を仕掛けてこようと対応できる運動能力と多才なスキルがあることはこれまでの経緯で証明されている。

アリゾナという新たなホームで信頼できるタックルに成長すべく、ジョンソンはすぐに仕事にとりかかるだろう。

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