昨季、2018年シーズン以来のプレーオフ進出を果たしたロサンゼルス・チャージャーズがスタークオーターバック（QB）のルーキー契約を引き延ばそうとしている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは2023年NFLドラフトが2日目を迎えた現地28日（金）、チャージャーズがQBジャスティン・ハーバートの5年目オプションを行使する見込みだと報道。

プロボウル選出1回など、これまで輝かしいキャリアを歩んでいるハーバートの5年目オプションを行使すれば、チャージャーズは2024年シーズンに2,950万ドル（約40億2,126万円）を負担することになる。

2020年NFLドラフト全体6位指名でチャージャーズ入りしたハーバートは、それまでチームの司令塔として長きにわたって活躍していたフィリップ・リバースのあとを継ぐことが期待されていた。ハーバートは過去3シーズンで1万4,089パスヤードを獲得し、タッチダウン94回、インターセプト35回、パス成功率66.9％を記録している。

5年目オプション行使によってハーバートはさらに2シーズン、チャージャーズの契約下となるが、おそらく、チームはそれ以降の長期契約を見据えて動き出すに違いない。一方で、25歳のハーバートを取り巻く布陣を補強しようとする動きもあり、2023年NFLドラフト初日には1巡目全体21位でワイドレシーバーのクエンティン・ジョンストンを指名している。

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