マホームズとケルシーが“ザ・マッチ”でNBAのステフィン・カリー、クレイ・トンプソンとゴルフ対決
2023年05月04日(木) 23:09NFLのスターデュオとNBAの2022年チャンピオンチームがゴルフコースで対決する。
カンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズとタイトエンド(TE)トラビス・ケルシーがゴールデンステート・ウォリアーズのポイントガード(PG)ステフィン・カリー、シューティングガード(SG)クレイ・トンプソンと最新の“Capital One’s The Match(キャピタル・ワンズ・ザ・マッチ)”で戦うことになった。
『The Wynn Las Vegas(ウィン・ラスベガス)』を舞台に12ホールで争われる対決の模様は現地6月29日(木)東部時間18時30分から『TNT』にて生中継される。
マホームズとカリーの番組出演は2度目で、ケルシーとトンプソンはテレビでのゴルフデビューとなる。マホームズは昨年夏にバッファロー・ビルズのQBジョシュ・アレンと組んでトム・ブレイディ、アーロン・ロジャースとのNFL対決に臨んだ。カリーは2020年11月に殿堂入りQBペイトン・マニングと一緒にプロゴルファーのフィル・ミケルソン、NBAレジェンドのチャールズ・バークレーに挑んだ。
マホームズとカリーは今回のザ・マッチで初出場時の雪辱を狙っているが、それぞれのスポーツでは2人とも成功の新たな基準を打ち立てたばかりだ。
2月の第57回スーパーボウルでフィラデルフィア・イーグルス相手にカンザスシティ・チーフスをスリリングな勝利に導いたマホームズは試合のMVPに選ばれた。カリーは昨年6月にウォリアーズがボストン・セルティックスに勝利した2022年NBAファイナルでMVPに輝いている。それぞれのリーグで2つのMVPを獲得したマホームズとカリーは合計6回、チームを約束の地に導いた。
そんなマホームズとカリーの輝かしいキャリアを通して欠かすことのできないチームメイトだったのがケルシーとトンプソンだ。
共に過ごした5シーズンという期間で、マホームズとケルシーは496回のパスを成功させ、6,319ヤードと48回のタッチダウンを記録。これはブレイディとロブ・グロンコウスキーが持つQBとTEのタッチダウン記録まであと1回に迫る数字だ。8度のプロボウルに選ばれているケルシーはTEのレシーブ関連カテゴリー全てで歴代トップ5に食い込んでおり、レシーブ814回、10,344ヤード、タッチダウン69回を誇る。第57回スーパーボウルではチーフスの最初のタッチダウンを挙げて、マホームズと一緒に2つ目のスーパーボウルリングを手に入れた。
トンプソンは2011年からカリーのチームメイトとして今やベイ・エリアのレジェンドに成長した。“スプラッシュ・ブラザーズ”の異名をとるトンプソンとカリーは合わせてキャリア通算5,600回以上の3ポイントを成功させており、チームを4度のNBAチャンピオンシップに導いた。2人は現在、NBAプレーオフでのタイトル防衛に向けて集中を高めている。
全員合わせて27度のオールスター選出、6つのタイトル、4つのMVPを獲得し、それぞれのスポーツで殿堂入りの軌道に乗っているこの4名には、成果を自慢する十分な権利がある。
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