QBロジャースが自分のゲームを高めてくれると信じるジェッツCBガードナー
2023年05月06日(土) 19:05ニューヨーク・ジェッツのチームメイトになってまだ数週間だが、ソース・ガードナーとアーロン・ロジャースはいつの間にか親しくなったようだ。
2人は一緒にNBAニューヨーク・ニックスのプレーオフゲームを見にいったところを目撃され、ガードナーがジェシカ・アルバのことを知らなかったことからソーシャルメディア上でしばらく楽しいやりとりが行われていた。
しかし、彼らの関係にはビジネスの面もあり、ガードナーはロジャースをただのお目付役とは考えず、彼からもっと多くを教えてもらおうとしている。昨シーズン、守備部門年間最優秀新人賞に輝いたガードナーは“A-ロッド”なら、現地5日(金)にフローラムパークで始まったジェッツのミニキャンプを皮切りに自分のゲームを高めてくれると信じている。
「彼は俺をもっと良くしてくれると分かっていたし、俺はインターセプトやブレイクアップが難しいタフなスローをする彼の姿を考えていた」と3日(水)の段階ですでにトレーニングキャンプでのバトルを楽しみにしていたガードナーは話した。「でも彼は(今週)、他のチームが俺をどう攻撃してくるかを教えることで力になると言ってくれた。コーナーバックとして取り組めることを教えてくれるってね」
いくつかの点で秘密めいた生活を送るロジャースだが、ガードナーに対してはとてもオープンなようだ。
「俺に秘密の宝石を伝授してくれると言っていた」とガードナーは言う。「それを聞いただけでいっそうリスペクトが高まったよ。ああ、本当に彼はすごい人だ。予想していなかったんだけど、(ロジャースと)ゆっくりフィルムを見て、俺たちがしようとしていることを伝え、彼がオフェンスでしようとしていることを聞くのが楽しみだ」
ガードナーは夕食の席でも、昨シーズン自分がニューヨークでプレーしたときのことをロジャースに伝え、お互いに“自分はこのために生まれた”と信念を分かち合ったという。厳密に言えば、その点に関してガードナーはロジャースがまだ持っていない経験を有していることになる。
「俺はただ、ニューヨークでプレーすることについて自分の経験を共有し、このために生まれたんだっていうメンタリティでニューヨークの文化、メディア、ファン、全てのものと向き合ったことを伝えようとしたんだ。そんなにパーフェクトじゃなくてもいいんだってね」と彼は説明した。「結局のところ誰だってミスはするし、逆境はやってくる」
結論を言うとガードナーは順調だったルーキーシーズンにも満足していないということだ。ロジャースが自分を向上させてくれると彼は知っており、確実にジェッツを改善させてくれると信じている。だが、ゲームで次のステップを進むためには自分自身で時間をかけることも必要だと彼は知っている。
「俺はベストになろうとしている」とガードナー。「自分でベストになると言う以上、そのための努力をしなきゃならない。去年と同じことをしていたんじゃダメだ。去年していたことを次のレベルに持っていかないと。俺は今ではターゲットだ。だから全てのことを試す必要がある。もっとフィルムを見て、ウエイトルームで今まで以上に時間を過ごし、自分の技術を完全にするためにもっと時間をかける必要がある」
この新しい魅力的なコンビはジェッツにとって力になるかもしれない。
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