アリゾナ・カーディナルスのクオーターバック（QB）カイラー・マレーが先週末にテキサス州のショッピングモールで起きた銃乱射事件の被害者に、家族全員を失った少年に対する1万5,000ドル（約202万円）を含め、2件の寄付を行った。

銃撃事件が起きたテキサス州アレン出身のマレーは、銃撃事件の犠牲者のための一般基金にも1万ドル（約135万円）を寄付し、37万2,000人のフォロワーを抱える『Twitter（ツイッター）』のアカウントでそのリンクをシェアしている。

現地7日（日）に初めてこの件に関するメッセージをツイッターに投稿したマレーは、次のようにつづった。「ものすごく不快な出来事だ。テキサス州アレンで起きた銃乱射事件の被害者の方々に祈りを。この悲劇に見舞われた方々のために何かできることがあれば、ぜひ教えて欲しい」

「いつになったらこういう最悪なことがなくなるんだ？」

屋外ショッピングモールでの犠牲者の中には韓国系アメリカ人家族の3名が含まれており、両親と息子の1人（3歳）が亡くなった。ダラスにある大韓民国領事館のキム・ミョンジュン公使によると、彼らのもう1人の息子は負傷しているとのこと。

両親はテキサス州公安省によって、チョ・ギュソンさん（37歳）とチョ・シンディさん（35歳）と確認された。

マレーは4シーズンにわたってカーディナルスでプレーし、プロボウルに2度選出されている。

【RA】