リハビリ中のQBマレーについて、「先は長いが、われわれのプレー時間はさほど長くない」とカーディナルスHCギャノン
2023年05月13日(土) 18:37アリゾナ・カーディナルスのヘッドコーチ(HC)ジョナサン・ギャノンは現地12日(金)、クオーターバック(QB)カイラー・マレーは膝のケガから回復してきているが、復帰はまだ遠いと述べた。
いつになればマレーがフットボールアクティビティへの参加を許可されるのかについて彼は明言しなかった。
「うまくいっているよ。彼は順調だ」とギャノンは述べた。「リハビリについては彼に尋ねるといい。だが、前進していることは知っている。まだまだ先は長いが、われわれはさほど長時間プレーするわけではないからね。彼の状態には満足している」
マレーは昨シーズン第14週のペイトリオッツ戦でACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂し、その数週間後に修復手術を受けた。4月に加重スクワットする姿を見せるなどリハビリは進んでいるようだが、フィールド復帰がいつになるかはいまだ不明だ。
1月末に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはマレーが2023年のレギュラーシーズン開幕に間に合うことはまずないと報じており、カーディナルスも回復を急がせるつもりはないことから、前半を全て欠場することもあり得ると述べていた。
しかし、このオフシーズンにクリフ・キングスベリーに代わってHCに選ばれたギャノンはマレーの気質や復帰への意欲に満足しているようだ。
「彼は競争心豊かだよ。非常に競争的だ」とギャノン。「内に炎を持っている。攻撃のトリガー役として望ましい姿だ」
カーディナルスのシーズン初戦は9月10日(日)、相手はワシントン・コマンダースに決まった。
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