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スティーラーズがバックアップQBトゥルビスキーと2年の契約延長に合意

2023年05月19日(金) 09:57


ピッツバーグ・スティーラーズのミッチェル・トゥルビスキー【NFL】

信頼できるバックアップクオーターバック(QB)をロースターに登録しておくのは常に賢明な判断だと言えよう。ピッツバーグ・スティーラーズは少なくとも3シーズンにわたってそうした存在を確保しておくつもりだ。

スティーラーズがQBミッチェル・トゥルビスキーとの2年の契約延長を実現させるために最終調整に入ったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地18日(木)に情報筋の話をもとに報道。この契約により、トゥルビスキーは2025年シーズン末までチームの管理下に置かれる一方で、これまで1,000万ドル(約13億8,668万円)とされていた2023年のキャップナンバーは引き下げられるという。

2022年、トゥルビスキーはドラフト1巡目指名選手のQBケニー・ピケットを先発に起用するタイミングを見計らっていたスティーラーズに、橋渡し的な存在として加入した。先発としてシーズン開幕を迎えたトゥルビスキーは、最初の1カ月間でその役割を担い、ピケットに交代するまでに先発した4試合で1勝3敗という戦績を残している。トゥルビスキーはシーズン第15週にも先発出場し、カロライナ・パンサーズを相手にチームを勝利に導いた。

ピケットがスティーラーズの将来を担うクオーターバックであることは今や明らかになっている。トゥルビスキーは先発の座を争っているわけではないが、過去10年間にフットボール界がさまざまな場面で学んだように、バックアップクオーターバックはチームにとって非常に重要なメンバーであり、成功の可能性を左右する存在だ。

木曜日に『The Pat McAfee Show(ザ・パット・マカフィー・ショー)』に出演したスティーラーズのジェネラルマネジャー(GM)オマール・カーンは「自分たちのクオーターバックルームに好感触を得ている。重要なピースだった。もちろん、うちの先発はケニー・ピケットだ。今の役割を果たしてくれているミッチ・トゥルビスキーに本当に満足している。彼もそれに満足している」と述べている。

スティーラーズはかつてドラフト全体2位指名を受けたトゥルビスキーに、2023年以降もロースターに残すだけのものを見いだした。また、当面の間、キャップの柔軟性も確保している。トゥルビスキーの契約延長のニュースは、スティーラーズが3番手のQBメイソン・ルドルフと1年契約で再契約した翌日にもたらされた。

【RA】