セーフティ（S）のジャスティン・シモンズとデンバー・ブロンコスは2015年以来となるポストシーズン進出を目指している。

5勝12敗で2022年シーズンを終えたブロンコスは新ヘッドコーチ（HC）としてショーン・ペイトンを採用し、シモンズはペイトンの華々しい経歴を称賛しながら今シーズンに向けて自信を示した。

『The Denver Post（デンバー・ポスト）』によれば、シモンズは“Boys&Girls Club（ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブ）”で行われた第3回“March for Peace（マーチ・フォー・ピース）”でこう話していたという。「ショーンは素晴らしい。彼は頂点に到達したことがあって、自分に何ができるのか、これまでどのようにやってきたのかに関してはすごく自信を持っている。だから、そういう自信があって、自分のやっていることがうまくいくと分かっていると、人は自然とそれについていくものだ」

「練習を始める準備をしたり、いろいろと良いことがあったりして、まだそれほど多くのことはできていないけど、シーズンに向けてワクワクしている。本格的に練習を初めて、勝つことを楽しみにしている」

ブロンコスが5月23日（火）に組織的なチーム活動を開始すればシモンズはペイトンともっと一緒に仕事をすることができる。

ペイトンは2022年にコーチ業から離れた後にブロンコスに加入した。以前はニューオーリンズ・セインツのヘッドコーチとして15シーズンを過ごし、クオーターバック（QB）ドリュー・ブリーズとともにチームの復活に大きく貢献した。ペイトンの指揮の下でセインツは152勝89敗、9回のポストシーズン出場、7回のディビジョン優勝、第44回スーパーボウル優勝という立派な成績を収めた。これからペイトンはプロボウルに9回出場しているQBラッセル・ウィルソンと組む機会を得る。

オフシーズン中にブロンコスは攻撃コーディネーター（OC）にジョー・ロンバルディ、守備コーディネーター（DC）にバンス・ジョセフという2人の新しいコーディネーターを迎えている。ジョセフはシモンズの他にコーナーバック（CB）パトリック・サーテイン二世やディフェンシブエンド（DE）ランディ・グレゴリーなど、才能あるディフェンス陣を率いることになる。シモンズはブロンコスでジョセフと再び仕事ができることに興奮しているという。

「俺は昔から彼のことが大好きだ」とシモンズはジョセフについて語っている。「彼は選手のことを第一に考え、チームの仲間のためなら何でもする。今は彼の違う姿を見ているような気がしてすごくクールだよ。ヘッドコーチだと仕事量が多くて、あまりそばにいることができない。ここ数週間、守備コーディネーターとしての彼のそばにいると、この仕事が彼にとってどれほど重要なことか、どれほど選手を愛しているかが伝わってくる」

シモンズとブロンコスは昨年のように、注目を浴びるオフシーズンの動きによって集中力を削がれないようにしている。

「俺たちは真剣だ」とシモンズは言う。「取り組んでいることはひけらかさず、その成果をシーズン中に発揮して見せる」

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