多くのNFLチームのチーム合同練習がこれから始まっていく中、ニューヨーク・ジェッツの1人はカレンダーのトレーニングキャンプ開始日に印をつけている。

NFLで4年目を迎えるオフェンシブタックル（OT）マカイ・ベクトンは、トレーニングキャンプを楽しみにしていると話した。

『Newsday（ニュースデー）』によれば、ベクトンは「これまでで一番、トレーニングキャンプにワクワクしている」と話したという。

今月に「俺　が　レフト　タックル　だ!!!」というメッセージを『Twitter（ツイッター）』に投稿したベクトンは、そのツイートを後に削除。

ジェッツのヘッドコーチ（HC）であるロバート・サラーはベクトンのツイートについて、チームは最高の5人にプレーさせると応じていた。その翌日、自分がプレーするべきポジションについてのベクトンの感情について問われ、サラーHCはこう話している。

「レフトタックルを勝ち取れ。競争だ」

ベクトンは2020年NFLドラフトの全体11位でジェッツから指名された。ルイビル大学出身のベクトンはルーキーイヤーに全13試合に出場したものの、過去2シーズンは膝の負傷によって1試合にしか登場していない。このオフシーズンにジェッツはベクトンの5年目オプションを有効にしなかった。

ベクトンは22.7kg以上減量し、シーズンに向けて適切な状態になるよう、パーソナルトレーナーと仕事に取り組んでいるという。5年目オプションが有効にされなかったため、健康状態が保たれている限り、ベクトンには大型契約を手にするチャンスもある。

2つ目のNFLでの契約を勝ち取ることに望みを持っているベクトンは、リーグに入ってから最も大きな自信を抱いていると話した。

「そんなに先のことまで考えたくはないけれど、確実に、これまでの3年よりも大きな自信を持っている。俺たちはもっと多くの試合で勝って、楽しめそうだし、施設にいる選手たちのエネルギーと雰囲気だけで心が沸き立つ」とベクトンはコメントしている。

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