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2025年ドラフト開催地がグリーンベイに決定

2023年05月23日(火) 10:41

グリーンベイ・パッカーズの本拠地ランボー・フィールド【Scott Boehm via AP】

NFLドラフトがタイトルタウンで開催されることになった。

現地22日(月)、NFLは春季リーグミーティングの場で2025年NFLドラフトをグリーンベイ・パッカーズのランボー・フィールドがあるウィスコンシン州グリーンベイで行うと発表した。

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは月曜日に声明で「ドラフトは全米のさまざまな都市や素晴らしい場所で開催される、私たちにとっての最大のオフシーズンイベントとなっており、パッカーズおよびディスカバー・グリーンベイと協力し、2025年NFLドラフトをグリーンベイおよびアイコニックなランボー・フィールドで開催できることを楽しみにしている」と述べている。「現地にいる数多くのパートナーの協力により、ドラフト候補生とファンはグリーンベイの街とウィスコンシン州を満喫する素晴らしい1週間を体験することになるだろう」

毎年開催される選手選考会が2015年に巡業型になって以来、ドラフトを主催するのはグリーンベイで9都市目(シカゴ、フィラデルフィア、テキサス州アーリントン、テネシー州ナッシュビル、クリーブランド、ラスベガス、ミズーリ州カンザスシティ、デトロイト)となる。

2024年NFLドラフトは来年4月25日(木)から27日(土)にかけてデトロイトで実施される予定だ。

「ドラフトがウィスコンシンにやってくる‼️」

「グリーンベイがアイコニックなランボー・フィールドおよびタイトルタウンの中およびその周辺で2025年NFLドラフトを主催する都市に選ばれた」

パッカーズのマーク・マーフィ社長は月曜日に声明で「2025年NFLドラフトの開催地に選ばれたことに興奮するとともに、とても光栄に思っている。今日はパッカーズ、グレーター・グリーンベイ、そしてウィスコンシン州全体にとって信じられないほど素晴らしい日だ」と述べ、こう続けている。

「NFLの黎明(れいめい)期から続く、豊かで誇り高い歴史を持つパッカーズは、唯一の市民チームだ。そうしたリーグの伝統との結びつきは、パッカーズファンがもたらす情熱と相まって、そのドラフトを会場にいる人々や世界中で見守るNFLファンにとって忘れられないイベントにするだろう」

1965年から2014年まで、ドラフトはニューヨークシティ周辺のさまざまな場所で開催されていた。それ以前は、フィラデルフィアからシカゴ、ロサンゼルスに至るまで、全米の多くの都市で実施されていた。

今回の発表により、1940年ドラフトがミルウォーキーにあるシュローダーホテル(現ヒルトン・ミルウォーキー・シティセンター)で開催された1939年12月以来、初めてウィスコンシン州でドラフトが行われることが決まっている。当時、ドラフト全体1位で指名されたのはテネシー大学出身のジョージ・カフェゴで、シカゴ・カーディナルスに獲得された。

20回以上のプレーオフゲーム、6回のNFL/NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)タイトル戦、その中でもとりわけ有名な“アイスボウル”を含め、グリーンベイはリーグの歴史における数々の名場面を生み出してきた場所だ。そして今度は、フローズン・ツンドラ(ランボー・フィールドの愛称)で初めてドラフトが開催される。

【RA】