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RBエイケラーはミニキャンプに参加するとチャージャーズHCステイリー

2023年05月23日(火) 11:34


ロサンゼルス・チャージャーズのオースチン・エイケラー【AP Photo/Chris Carlson】

現地22日(月)にロサンゼルス・チャージャーズのランニングバック(RB)オースチン・エイケラーがチーム合同練習に参加していなかったのは、特に驚くべきことではなかった。しかし、チャージャーズのヘッドコーチ(HC)であるブランドン・ステイリーは、トップランニングバックが6月に実施されるミニキャンプには参加すると予測している。

エイケラーは3月中旬にトレードを要請し、その許可を得たものの、特に決定的な動きは起こっていない。

チームの記録によれば、ステイリーHCは「オースティンの現在の状況は、過去2シーズンにおいて、このリーグでトップのバックスの一人だったというものだ」と話し、次のように続けている。

「彼はわれわれのキャプテンを務めてきた。彼とこの状況には最大限の敬意を払っている。両サイドが、敬意を持っている。春を楽しみにしているよ。何かあればお知らせしよう」

トレード要請後の停止状態の中で、エイケラーはチャージャーズとは信頼関係を築いていると語る一方、自分の生産性に見合う契約を望んでいるとも話している。

6年目のエイケラーは過去2シーズンにタッチダウンマシーンとして活躍し、2021年と2022年にそれぞれ20回、18回のタッチダウンをマークした。また、過去2シーズンはいずれも1,500スクリメージヤードを超えている。しかしながら、最終年に入っている現在の契約は、年平均額でいうとランニングバックで13番目にあたる。

4月の初め、エイケラーはフリーエージェントで賭けに出る前に、ボルツでもう1シーズンプレーする必要がありそうだと話していた。

チャージャーズは2023年NFLドラフトでRBを指名しておらず、現在はエイケラー、ジョシュア・ケリー、アイザイア・スピラー、ラリー・ラウントリー三世らをバックフィールドに擁している。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは、チームの話からエイケラーのトレードは実現しないと予測されると報道。また、エイケラーはOTAにいつも顔を出しているわけではない。したがって、エイケラーについてはこのオフシーズンにさかんに話題になったものの、ミニキャンプ(6月13日から14日)に参加し、2023年に少なくともあと1年はチャージャーズで過ごす見込みであること以外、とりたてて新たな情報はない。

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