チャージャーズとRBエイケラーが修正された契約に合意
2023年05月24日(水) 08:57現地22日(月)、ロサンゼルス・チャージャーズのヘッドコーチ(HC)ブランドン・ステイリーはランニングバック(RB)オースチン・エイケラーが6月に実施される参加必須のミニキャンプに参加することを期待していると語った。その姿を現すとき、エイケラーは再編された契約を手にしているだろう。
チャージャーズとエイケラーが最大175万ドル(約2億4,254万円)のインセンティブが追加された契約に合意したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが火曜日にこの契約を知る人物の話を元に報じている。
エイケラーは契約最終年にあたる2023年に625万ドル(約8億6,620万円)を稼ぐことになっていた。この数字は過去2シーズンにそれぞれ1,500ヤード以上のスクリメージヤードを記録し、合計で38回のタッチダウンを決めたランニングバックの価値を大きく下回るものだったと言えよう。
延長交渉が難航していた中で、エイケラーは今春にトレードを追求する許可を要請。スターRBであるエイケラーを放出するつもりはなかったものの、チャージャーズは彼の代理人にトレード先の候補になりうるチームを確認することを許可した。しかし、RB市場は飽和状態であるため、エイケラーはロサンゼルスに引き返すことになっている。
インセンティブの追加は適切な妥協点だ――ただし、これによりエイケラーは健康状態を維持する責任を負う。これまで通りのレベルでパフォーマンスを発揮すれば、エイケラーの報酬は増えるはずだ。また、エイケラーが昨年と同じ成果を残し、チームが再びプレーオフに進出できれば、チャージャーズはお金をかけた甲斐があったと思うだろう。
この契約再編により、デュアルスレット型のエイケラーは2023年シーズンもロサンゼルスにとどまることになるはずだ。その後、チャージャーズは2024年にエイケラーにフランチャイズタグを使用するかもしれない。あるいは、エイケラーがフリーエージェント(FA)になり、自分が求めている次の大型契約を得られるかを確認する可能性もある。
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