オフシーズンに移籍した中でも大注目選手であるクオーターバック（QB）アーロン・ロジャースは、ふくらはぎのケガを理由に現地23日（火）のOTA（チーム合同練習）には参加しなかった。

ニューヨーク・ジェッツの新クオーターバックはストレッチをし、チームメイトと一緒にフィールドにはいたが、ドリルには参加しなかった。4度のMVPを獲得したロジャースは、ふくらはぎのケガは「あまり深刻なものではない」と話している。

ロジャースは走った際にふくらはぎを痛めたと認め、「練習前のちょっとしたコンディショニングでふくらはぎを伸ばしてしまったんだ。だから1日を回復にあてることにした」とコメントした。

問題を克服してプレーすることで知られる39歳のクオーターバックにとって、このケガは心配の種にならないはずだ。

ドリルに参加しなかったにもかかわらず、ロジャースは、攻撃コーディネーター（OC）のナサニエル・ハケットが新しいオフェンスを導入する際も練習に参加し続けた。

ロジャースは「素晴らしかった。本当に楽しかったよ。俺はここ数年OTAに参加していなかったから、ここに来て、ミーティングに出て、攻撃の調整や追加のコーチングのポイントみたいな特定の物事について発言するのは、素晴らしいことだった。ナサニエル（・ハケット）とは長い付き合いだから、ミーティングで発言する自由を与えてくれる。ザック（ウィルソン）やティム（ボイル）、クリス（ストレベラー）、そしてQBルームにアドバイスする機会はとても楽しいね」と話している。

18年を過ごしたグリーンベイ・パッカーズからニューヨーク・ジェッツへのトレードに伴う移行について、ロジャースは「これまでのところ、夢のような1カ月だった」とコメント。

ロジャースはさらに「前にも話したように、ワクワクすることがたくさんあるんだ。チームに参加するのがとても楽しくなってきた。もちろん、期待も大きいし、それはそれでいいんだけどね。でも、間違いなく若返っている。俺が本当に大好きで尊敬している若い連中とQBルームにいるのは楽しいし、彼らは純粋に成長したいと思っていて、俺が本当によく知っているオフェンスについて学び、聞くことに熱心なんだ」と話した。

【AK】