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復帰後初の投球セッションに臨んだQBパーディーに“信じられないほど勇気づけられた”と49ersのリンチGM

2023年06月01日(木) 09:35


サンフランシスコ・49ersのブロック・パーディー【AP Photo/Matt Rourke】

オフシーズンに肘の手術を受けたサンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)ブロック・パーディーが、完全回復に向けて順調に必要な条件をクリアし続けている。

現地5月31日(水)朝、『SiriusXM NFL Radio(シリウスXM NFLラジオ)』に出演したジェネラルマネジャー(GM)のジョン・リンチは、内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい/UCL)の手術を受けてから初めて投球セッションに参加したパーディーの様子に勇気づけられたと語った。

リンチGMは「彼はまだ1回のセッションを受けただけだが、私たちはそれに信じられないほど勇気づけられた」と述べている。「彼はすべての指標を満たしているところであり、それに驚いているわけではない。彼は仕事に取りかかっているからね」

「最良のシナリオについては、ただ自然の成り行きに任せていくつもりだ。トレーニングキャンプに間に合うことを祈っている。レギュラーシーズンに間に合うことも祈っている」

パーディーの手術が延期された末に3月に実施されて以来、49ersはパーディーが初めて投球セッションに臨むのは6月初旬になるだろうと述べてきた。チームがOTA(チーム合同練習)の2週目を迎えた中で、予定よりも少し早く投球セッションに参加したパーディーは、今週中にボールを軽く投げると予想されている。

パーディーのオフシーズンにおける強化のためのタイムラインは、初期の投球セッションの様子や肘の反応によって決められるはずだ。

49ers幹部はシーズン開幕までに完治すれば先発の座はパーディーのものだと繰り返し発言している。その間の練習では、トレイ・ランス、サム・ダーノルド、ブランドン・アレンがレップスを分け合うことになるだろう。

リンチGMは「あのポジションについては全体的に良い感触を得ている」とコメント。「ブロックが完治していない状況に追い込むようなことはしないつもりだ。つまり、ただ復帰するだけではなく、復帰してからしっかりとレップスを経験してもらうということだ」

まだプロセスの初期段階であるとはいえ、今のところパーディーの回復については良いニュースしか聞こえてこない。そのため、パーディーがシーズン第1週に戦列に戻ってくる可能性はあると言えよう。

【RA】