トニー・ポラードにはこれまで通りダラス・カウボーイズのナンバー1ランニングバック（RB）の役割を担う準備ができており、実際にその役割を勝ち取ることになりそうだ。

1月に骨折してから初めての記者対応となった場で、ポラードは健康面で良い位置につけていると話した。

チームのウェブサイトによれば、ポラードはチーム合同練習（OTA）が終了した際に「今の自分がいる場所については、本当にいい感触だ。少しスケジュールを前倒している」とコメントしたという。

「ウオークスルーでフィールドに出てチームと合流し、自分を慣らすことができた。今の時点ではさほど制限はなくて、うまくやっていけばいいという感じだ。ゆっくり復帰して頂点に戻り、下がることがないようにしたい」

まだ完全復帰の許可は出ていないポラードだが、OTAではファーストチームと一緒に練習しており、ケガによるスピートの低下はなかったと話している。実際、ポラードは以前よりも速くなったと感じているようだ。

「正直言って、速くなっている感じだ。自分の中にたくさんの力があるのを感じる」

ポラードは2022年に攻撃面のほぼすべてのカテゴリーでキャリアハイをマークしており、それにはキャリー（193回）、ラッシングヤード（1,007ヤード）、総合タッチダウン（12回）が含まれる。

ポラードはチームによってフラチャイズタグを指定されており、今季は1年1,009万1,000ドル（約14億0,084万円）でプレーし、2024年に再びフリーエージェントになる。カウボーイズとポラードがタグを指定された選手の契約期限である7月17日までに長期契約について話し合うのか、それとも、話し合いは次のオフシーズンになるのかは分かっていない。

いずれにせよ、ポラードはそれほど心配していない。

「そういう面倒な仕事はエージェントにまかせて、俺はただ仕事の準備をするだけだ」とポラードはコメントした。

【RA】