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ベアーズCBジョンソンが来週はOTAに参加すると明言

2023年06月02日(金) 09:51


シカゴ・ベアーズのジェイロン・ジョンソン【NFL】

シカゴ・ベアーズのコーナーバック(CB)ジェイロン・ジョンソンがこれまで欠席していた自主参加のオフシーズンプログラムに来週は参加すると語った。それと同時に、ジョンソンはチームから離れていた理由についても明らかにしている。

この2週間で実施されていた自主参加のワークアウトを欠席していたジョンソンは、現地1日(木)に『ESPN Radio(ESPNラジオ)』に出演した際に、ベアーズがOTA(チーム合同練習)を行う最終週にあたる“来週には確実にそこにいる”と発言。

ジョンソンは“フィールド外でいろいろなことをやって”いて、カリフォルニアで幼い娘と一緒に過ごしたり、自身が主催する非営利のチャリティ活動“Kevvy’s Vision Project(ケビーズ・ビジョン・プロジェクト”に取り組んだりしていたと明かした。

来週にハラス・ホールで行われる4回のOTA練習は、6月13日(火)から15日(木)に実施される参加必須のミニキャンプまでにチームが正式に顔を合わせる最後の機会となる。自主参加のワークアウトに参加していないベアーズの選手としては、ジョンソンの他にセーフティ(S)エディ・ジャクソンやガード(G)ネイト・デイビス、ワイドレシーバー(WR)ダーネル・ムーニーが挙げられる。

2023年に契約最終年を迎えることから、ジョンソンは契約問題を理由にホールドアウトしているのかもしれないとの憶測が出ていた。また、ジョンソンとチームの延長交渉に決着がつくかもしれないとの見方も出ていた。今のところ、両者の間で契約は成立していない。

ジョンソンはESPNラジオで、次の契約に関する考えがかなり変わったと話している。

「正直、前までそれは自分にとってものすごくプレッシャーだった」とコメントしたジョンソンは次のように続けた。「(2022年に)3年目を迎えたときも、それは新しい契約や再契約ができるように必死になってやる年だと思っていた」

「今は単に外に出て自分らしくやることが大事だと思っている。自分が支配的なコーナーになれることは分かっている。自分はこのリーグで支配的なコーナーだし、トップクラスのレシーバーたちを追いかけ、自分の仕事を高い水準で実行し続け、より良いチームメイトであり続け、勝つための方法を見つけ続けるだけだ」

ムーニーやタイトエンド(TE)コール・ケメットなど、ジョンソンと同じく2020年ドラフトで指名された他のベアーズのメンバーも契約延長を希望している。ピッツバーグ・スティーラーズからベアーズにトレードされたWRチェイス・クレイプールも次のシーズンを終えた後にフリーエージェント(FA)になる予定だ。

【RA】