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再び引退を撤回することはないと主張するトム・ブレイディ、「二度とプレーしないと確信している」

2023年06月02日(金) 10:30

タンパベイ・バッカニアーズのトム・ブレイディ【AP Photo/Chris O'Meara】

元クオーターバック(QB)のトム・ブレイディは再び引退を撤回することはないと主張している。

G.O.A.T.と称されるブレイディは『Sports Illustrated(スポーツ・イラストレイテッド)』のロビン・ランドバーグに対し、引退撤回に関する根強いうわさがあるのに反してフィールドに戻る意思はないと語った。

ブレイディは現地1日(木)に投稿された映像の中で次のように話している。「二度とプレーすることはないと確信しているから、それをはっきりさせようとしてきた。これからもずっとそう言い続けるのは嫌だ。もう何度も伝えてきたからね。でも、来年に“FOX”で放送の仕事をするのを楽しみにしている。(ラスベガス)レイダースとの機会も楽しみにしているし、僕たちはそのプロセスを進めているところだ。そうした中で、いろんな仕事をしたり、プライベートで子どもたちとできるだけ多くの時間を過ごし、その成長を見守っていろんなことをサポートしたりしている。それはすごく重要な仕事で、それを全部かなり真剣に受け止めている」

「トム・ブレイディは戻ってこない。トム・ブレイディより」

ブレイディは今年2月1日、NFLでの23年目のシーズンを終えた後に2度目の引退表明を行った。その前のオフシーズンに、TB12ことブレイディは40日間にわたって引退した後に復帰し、タンパベイ・バッカニアーズでの3シーズン目を過ごしている。

強い競争心や高いレベルでプレーする能力――この6シーズンではいずれも4,000ヤード以上を記録――を有しているだけではなく、突然方針を転換した過去があることから、ブレイディは適切な環境があれば復帰するのではないかとの憶測が飛び交っていた。ブレイディは現在、フリーエージェント(FA)だ。

さらに最近、レイダースのQBジミー・ガロポロがオフシーズンに足の手術を受けていたというニュースが流れたことにより、ブレイディが少数株主として参加しようとしているクラブでプレーするために戻ってくるかもしれないといううわさも再燃していた。

以前、ブレイディは2024年シーズンまで待ってからFOXでの仕事を開始すると明言している。

【RA】