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ジャイアンツが大気汚染の懸念でOTAセッションを中止

2023年06月09日(金) 08:52

ニューヨーク・ジャイアンツ【NFL】

カナダで発生した山火事によって米国北東部の各州の大気環境が影響を受け、NFLの各チームが練習の調整を余儀なくされている。

ニューヨーク・ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)ブライアン・ダボールが、現地8日(木)に予定されていたOTA(チーム合同練習)のセッションを中止した。屋内施設であるにもかかわらず、ジャイアンツ幹部は室内の空気質がリスクに見合わないと判断。ジャイアンツは金曜日にOTAセッションを行うことになっており、来週には参加必須のミニキャンプを実施する予定だ。

一方、ボルティモア・レイブンズ、ニューヨーク・ジェッツ、フィラデルフィア・イーグルス、ワシントン・コマンダースは、質の悪い空気を避けるために木曜日の練習を室内での実施に変更している。

カナダで発生した大規模な山火事の影響で、アメリカ全土、特に北東部の空気質が悪化。『CBS』は木曜日、ニューヨークのAQI(大気質指数)が水曜日に最高値の484――0から500のスケール――を記録し、世界の主要都市の中で最も空気の質が悪くなっていると報じた。

数日で状況が改善され、予定通り練習が再開されることが期待されている。

【RA】