タンパベイ・バッカニアーズのアウトサイドラインバッカー（OLB）であるシャキール・バレットは、2歳の娘を亡くしてから2カ月足らずで、現地13日（火）に実施された参加必須のミニキャンプに出席していた。

バッカニアーズのヘッドコーチ（HC）であるトッド・ボウルズが、2度のプロボウラーであるバレットの存在とその精神について触れている。

「それが彼の証だ。シャキールは私が知っている中でも、最も強い精神の持ち主の1人。彼がここにいて準備しようと努力していること、それはもちろん、簡単なことではないはずだが、彼はそれに対処しているし、彼にはわれわれがついている」とボウルズHCは語った。

4月30日、バレットの1番下の子どもであるアラーヤちゃんが自宅のプールに落下し、亡くなった。

バッカニアーズは当時、声明の中で次のように述べている。

「今日の悲報はバッカニアーズファミリー全員にとって胸が張り裂けるような知らせだった。われわれの思いと祈りは、この想像を絶する困難な時期にシャック、ジョルダナ、そしてバレット家の皆さんとともにある」

「このような状況で慰めになるような言葉はないが、彼らが愛するアラーヤちゃんを失ったことを徐々に受け入れ始める過程で、われわれはできる限りのサポートをしていく」

バレットと妻のジョルダナさんの間には他に3人の子どもがいる。

30歳のバレットはNFL8年目のベテランであり、バッカニアーズでスーパーボウル優勝の経験がある。昨シーズンはアキレス腱断裂でシーズンの後半を失い、出場した試合は8試合だった。

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