ニュース

キャリア2年目に出場機会が増えることを期待するライオンズLBヒューストン

2023年06月20日(火) 11:39


デトロイト・ライオンズのジェームス・ヒューストン【NFL】

2年目のシーズンを迎えようとしているデトロイト・ライオンズのラインバッカー(LB)ジェームス・ヒューストンは、自分の名を上げ続けることの重要性を理解している。

2022年NFLドラフト6巡目でライオンズに指名されたヒューストンは、NFLでの1年目に7試合に出場(うち2試合に先発出場)した。自分の能力を示す機会が少なかったにもかかわらず、ヒューストンはその機会を最大限に生かしている。そのヒューストンは現在、2023年シーズンにチャンスを得た場合に、自分の多才さがいかに役立つかや、いかにディフェンスに大きな影響を与えられるかを示したいと考えているようだ。

『Detroit Free Press(デトロイト・フリー・プレス)』によると、ヒューストンは「俺としては、フィールドに出なきゃいけない」と語り、こう続けたという。「それがどういう感じなのかは分からないけど、何か答えを見つけ出さないと。去年もそうだったんだけど、彼らは俺をどこに入れたらいいかよく分かっていない感じだった。今もそれと同じような感じなんだと思う。彼らは俺をどこに配置したらいいかよく分かっていないから、俺はたぶん、あまりにも多くの責任は負わないチェスの駒のような存在になって、実際は1つのポジションでしかプレーできないけど、いろんな方法で動かす形でフィールドに出してもらえたらいいなと思っている。だから、そういう形に行き着けるほどチームに信頼してもらうことが俺の目標だ」

ルーキーシーズンにソロタックル11回、クオーターバック(QB)ヒット11回、サック8回、フォースドファンブル1回を記録し、若手のラインバッカーとして素晴らしいスタートを切ったヒューストンは、同じくライオンズで驚異的なルーキーシーズンを過ごしたディフェンシブエンド(DE)エイダン・ハッチンソンを含む強力な守備陣に貢献した。

新シーズン開幕時の自分の役割がどのようなものになるのかを知りたいと切望している24歳のヒューストンは、未知の物事からの影響を受けながらも、自分の才能が注目されないはずはないと自負している。

「(昨シーズンは)注目に値することをいくつかやったと思っているけど、それはこのレベルでもやれるんだっていう自信につながった。自分にはできると思っていたけど、機会を得られるかどうかも、タイミングが合うかどうかも分かっていなかったからな」と振り返ったヒューストンは「カードが自分に都合のいいように出てくるかも分からなかった。でも、結局はああいう形になったし、神の恩恵によって、俺はああいう活躍ができたんだ。これからもただその上に積み重ねていくだけさ。俺は恵まれているから、それを全うしないとな」と続けた。

トレーニングキャンプが終わるとプレシーズンを迎え、それが終わると9月のシーズン開幕まで秒読みとなる。そうした中で、ヒューストンはどのようなオフェンスが相手でも先発としてインパクトを与えられるということを証明するために、できることをすべてしなければならない。

【RA】