ビルズがマクダーモットHC、ビーンGMと2027年末まで契約延長
2023年06月24日(土) 00:19バッファロー・ビルズが現地23日(金)に、ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクダーモットとジェネラルマネジャー(GM)ブランドン・ビーンが2027年シーズン末までの契約延長にサインしたことを発表した。
2017年に起用されたマクダーモットはビルズに勝利の思想を呼び込み、レギュラーシーズンに62勝35敗を記録したほか、過去6シーズン中5シーズンでプレーオフに進出。マクダーモットHCはチーム史上最高の勝率をたたき出し、勝利数ではビルズにおいてマーブ・レビー(123勝)、ルー・セイバン(70勝)に次ぐ3位につけている。
ビルズのオーナーであるテリー・ペグラは声明にて「ショーンは誇り高く、クリスチャンで、決意の固い人物だ」と語った。
「ビルズのヘッドコーチ職の面談をする前、彼が2度のプレップスクール全国レスリング王者であることを考えていたのを覚えている。レスリングをやっているなら、決意は固く、自分のやっていることを愛し、勝つと思った。彼は毎日ビルズにやってきて、選手にであれコーチにであれ、自分がやらないようなことを求めたりはしない」
ビーンGMも2017年にマクダーモットが雇用された後にチームに加わった。ビーンGMは2018年NFLドラフトの全体7位でクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンを指名。2021年にはそのアレンと6年2億5,800万ドルの延長契約を結んだ。ビルズが過去数シーズンにわたってスーパーボウル進出を争える位置にいるのは、ビーンGMの熱心なロースターづくりによるところが大きく、その流れは2023年も続いていく。
ペグラオーナーは「ブランドンはとても競争心の強い人物だ」と話し、次のように続けた。
「私は彼が勝利を好むことを知っている一方、敗北を嫌うことも知っている。自分が考えていることを話すのを恐れず、何かに反対であれば、たとえオーナーが相手であろうとそう言う。私はそれを気に入っている。彼とショーン、キム(ペグラ/共同オーナー)と私は、オープンな話し合いや議論、多くのコミュニケーションによって、良い関係を築いている」
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