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2年目のシーズンに向けてより“快適で慣れてきた”と実感するカウボーイズOTスミス

2023年06月26日(月) 09:48


ダラス・カウボーイズのタイラー・スミス【Greg Trott via AP】

ルーキーシーズンから全17試合に先発出場するオフェンシブラインマン(OL)は多くないが、ダラス・カウボーイズのオフェンシブタックル(OT)タイラー・スミスはその1人だった。

すでに17試合に先発出場したという経歴を持つスミスは、カウボーイでの2シーズン目に向けてより“快適さ”を感じていると明かしている。

『Fort Worth Star-Telegram(フォートワース・スター・テレグラム)』のガブリエル・トレビノによると、スミスは「1年目での経験を経て、何が期待されているのかを理解した」と語ったという。「キャンプもOTA(チーム合同練習)も経験したし、シーズンも経験した。自分がやるべきことに慣れて、快適であることは、自信を持って自分らしくいるという意味で、とても役に立っている。1年目はちょっと緊張していた。何もかもが新しかったからな。新しいロッカールームに行くと、30歳や34歳の選手もいた。それまでは18歳から23歳の選手とロッカールームにいるのが当たり前だった。みんなに慣れることはすごく役に立った」

タルサ大学出身のスミスはカウボーイズのコーチングスタッフの信頼を得たことで、2022年にレギュラーシーズンおよびポストシーズンの全試合に先発出場した。スミスは2022年ドラフト1巡目指名を受けたのちに所属チームで全17試合に先発出場した6人のオフェンシブラインマンのうちの1人となっている。スミスの他にそれを達成したのは、カロライナ・パンサーズのOTイクム・エクウォヌ、シアトル・シーホークスのOTチャールズ・クロス、ロサンゼルス・チャージャーズのガード(G)ザイオン・ジョンソン、ボルティモア・レイブンズのセンター(C)タイラー・リンダーバウム、ニューイングランド・ペイトリオッツのGコール・ストレンジだ。

2022年ドラフト全体24位指名を受けたスミスは、昨シーズンに2つのポジションでプレーし、カウボーイズのディビジョナルラウンド進出に貢献。ルーキーシーズンにプレーオフ進出を経験したスミスは、カウボーイズには2023年シーズンにスーパーボウルで優勝する素質があると分かっている。

「スーパーボウルで勝つこと」と強調したスミスは「もちろん、俺は試合に出て自分の能力を最大限に発揮したいし、昨シーズンを上回って、どこに置かれようとチームの利益になる存在になりたいけど、スーパーボウルで勝つことが一番大事だ。去年はあと一歩のところで敗れた。その苦痛はつきまとうものだ。うちが全試合に勝てるチームを擁していることを俺は知っている」と続けた。

7月下旬からトレーニングキャンプを始めるとき、スミスとそのチームメイトは自分たちの目標に一歩近づくだろう。

【RA】