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カーディナルスSマシューが肩負傷、復帰には最低3週間以上

2016年11月02日(水) 07:11


アリゾナ・カーディナルスのタイラン・マシュー【Logan Bowles via AP Images】

ケガ人続出中のアリゾナ・カーディナルスがまた、セカンダリーにケガ人を抱えた。

カーディナルスは肩を負傷したセーフティ(S)タイラン・マシューが3週間から6週間の離脱を余儀なくされたことを発表。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、日曜日のカロライナ・パンサーズ戦の試合途中にマシューは肩を亜脱臼したようだ。

シーズン折り返し地点、現在3勝4敗1分けの戦績を残している好不調の波が激しいカーディナルスのセカンダリーにとって、マシューの離脱は大きな痛手となる。このところのマシューはスロットコーナーでの役回りも担っていた。

今季はまだ、2015年序盤に見せたMVP候補にも挙がるようなプレーを披露してはいないものの、マシューの不在がカーディナルス守備陣に多大な影響を及ぼすことは間違いない。マシューの回復次第では、かつて故障者リストに登録されていたSタイボン・ブランチが12月初旬に復帰する可能性もある。

ヘッドコーチ(HC)ブルース・アリアンズはレフトタックル(LT)ジャレッド・ベルディーアが三頭筋損傷によって故障者リストに登録されると発表。オフェンシブタックル(OT)ジョン・ウェッツェルがベルディ―アの代役を務め、クオーターバック(QB)カーソン・パーマーのブラインドサイドへの敵の侵入を防ぐ。すでにパーマーを守り切れていなかったカーディナルス攻撃陣にとって先発LTの離脱はもはや泣き面に蜂といったところだ。

ケガ人や疲労困憊したプレーヤーで溢れているチーム状況を見て、HCアリアンズはバイウイーク中に練習を行わないことを決定。その代わりに相手のビデオ研究や休養に時間を充てることになる。

カーディナルスは第10週にサンフランシスコ・49ers戦を控え、その後はミネソタ、アトランタとアウェーでの連戦が続いて11月を締めくくることになる。