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パッカーズがRBデービスを放出

2016年11月02日(水) 07:14


グリーンベイ・パッカーズのナイル・デービス【AP Photo/David Goldman】

ランニングバック(RB)の不足に悩むグリーンベイ・パッカーズだが、どうやらこれ以上ナイル・デービスを必要としないようだ。

パッカーズは現地31日(月)、2週間前にカンザスシティ・チーフスから獲得したベテランRBのデービスを放出したと発表。『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロはトレードの保証条件が完全には満たされておらず、パッカーズがチーフスに対して新たに何かを付与する必要はないと報じている。

パッカーズでの短い期間、デービスは5キャリー、5ヤード、複数回のショートパスをキャッチしていた。

ヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーは先ごろ、デービスを“生まれながらのフットボールプレーヤー”と表現していたが、これは単なるリップサービス以外の何物でもなかった。先発RBエディ・レイシーが故障者リストに登録され、RB不足に悩んでいたパッカーズだが、新人のドン・ジャクソン、ワイドレシーバー(WR)兼RBのタイ・モンゴメリー、そして馴染みの顔であるジェームス・スタークスのコンビネーションには期待を寄せているはずだ。

スタークスは膝の負傷でまだ離脱中ではあるが、デービスの放出はスタークスが復帰直後に起用されることを示唆している。

デービスに関して言えば、ケガ人が多発しているNFLでまた新たなチャンスを掴む可能性は高い。