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ブロンコス、ジャガーズでプレーしたDTマリク・ジャクソンが正式に引退を発表

2023年07月15日(土) 16:37


マリク・ジャクソン【Cooper Neill via AP】


プロボウルにも選出されたディフェンシブラインマン(DL)、マリク・ジャクソンが10年間のNFL生活からの引退を正式に表明した。

2022年にプレーしていなかったジャクソンは、現地14日(金)に『NFL Network(NFLネットワーク)』の『Good Morning Football(グッド・モーニング・フットボール)』で現役に復帰することはないと正式に発表した。

ジャクソンは「目標は達成した。10年から12年プレーすることが目標だったんだ。自分自身では満足するところまでいけたと思う。かなりうまくいっていたよ。十分さ。娘もいるし、家に帰って一緒にいる生活を始めたいんだ」と話した。

2012年にテネシー大学から5巡目指名で入団したジャクソンは、デンバー・ブロンコスで4年間を過ごし、“マイルハイ”チームの第50回スーパーボウル優勝に貢献した。ジャクソンはその後ジャクソンビル・ジャガーズから高額なオファーを受け、ジャガーズと6年総額8,550万ドル(約118億5,842万円)の契約を結び、2017年にはディフェンシブタックル(DT)のポジションでキャリアハイのサック8回を記録。キャリアで唯一となるプロボウル選出を果たした。

ジャガーズで3シーズンを過ごした後、ジャクソンは放出され、フィラデルフィア・イーグルスに移籍。足のケガで2019年シーズンのほとんどを欠場し、2020年シーズンはサック2.5回を記録した。2021年シーズンはクリーブランド・ブラウンズで16試合に先発出場した。

多くの5巡目指名選手が10年間はおろか4年間もNFLに残れないことがほとんどの中で、これはかなり上々のキャリアだと言える。

全盛期にはインテリアから驚くようなプレーを見せたジャクソンは、サック35.5回、トータルタックル292回、タックルフォーロス63回、QBヒット106回、パスディフェンス29回とファンブルリカバリー4回の記録を残しキャリアを終了する。

【AK】