2022年シーズンの失敗を乗り越え、“誰もが新シーズンに興奮している”と話すペイトリオッツTEハンター・ヘンリー
2023年07月15日(土) 17:06ハンター・ヘンリーは2022年シーズン、タイトエンド(TE)としてわずか509ヤード、タッチダウン2回に留まり、ニューイングランド・ペイトリオッツ攻撃陣の多くの選手とともに苦戦した。
今シーズンはクオーターバック(QB)のマック・ジョーンズを含む関係者全員にとって極めて重要な一年となるが、ビル・オブライエンがチームに復帰したことで、マット・パトリシアによる不本意なオフェンスから復活し、ペイトリオッツの攻撃陣が軌道に乗ることができるという楽観的な見方ができるようになった。
ヘンリーは今週、『Boston Globe(ボストン・グローブ)』のベン・ヴォリンに対し、この変化は新鮮な風だと語った。
ヘンリーは「俺とマックは仲がいいし、一緒に過ごす時間も長い。一緒にプレーして、一緒に準備してきた。新しいシーズン、新しいスタートに向けてみんな興奮している。全員、気合が入っているし準備は万全だ」と話した。
ヘンリーは2021年にペイトリオッツと3年契約を結び、今シーズン契約最終年を迎えている。彼が再び大金を手にしようと思うなら、新人シーズン以来最小レシーブ数、最少ヤードを記録したキャリアで最悪のシーズンから立ち直る必要がある。
ヘンリーは「ワクワクしているよ。ここに来て、オフシーズンがあっという間だったように感じるけど、フットボールがやっと戻ってきたんだから、興奮するさ。これからが大変だけど、楽しみだ」とコメントした。
ペイトリオッツは今オフ、ヘンリーとペアを組むためにパスキャッチ能力の高いTEマイク・ゲシッキを獲得した。このコンビはオブライエンの攻撃陣に柔軟性を与え、2023年のジョーンズにとって安心できる存在になるだろう。新オフェンスでTE陣がどのように起用されるかは、トレーニングキャンプが開幕してからの注目点だ。ヘンリーとゲシッキのスキルセットを考えると、オブライエンが今シーズンTEとワイドレシーバー(WR)をどのように組み合わせるつもりなのかも興味深い。
【AK】