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ジャガーズTEエングラム、フランチャイズタグ指定選手の契約期限前に3年約57億円で合意

2023年07月17日(月) 10:26


ジャクソンビル・ジャガーズのエバン・エングラム【AP Photo/Chris Carlson】


キャリアハイのシーズンを終えたジャクソンビル・ジャガーズのタイトエンド(TE)エバン・エングラムが望んでいた長期契約を獲得した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロは現地16日(日)、エングラムとジャガーズが17日(月)に控えたフランチャイズタグ指定選手の契約更新期限を前に、4,125万ドル(約57億2,271万円)の3年契約に合意したと報じた。この契約には保証額2,400万ドル(約33億3,018万円)が含まれているという。

ラポポートは『Twitter(ツイッター)』に「フランチャイズタグの結果!」と投稿している

ジャガーズは3月にエングラムにフランチャイズタグを適用したが、まだ1,134万ドル(約15億7373万円)のフランチャイズタグテンダーにサインしていなかった。トレーニングキャンプに向けた不確実性や悪感情はエングラムの契約延長とともに消え去り、エングラムはNFLのタイトエンドエリートの仲間入りを果たした。

エングラムとジャガーズは数年間の契約を結ぶ意志を明確にしていたが、その最善の希望がついに実現した。

元ニューヨーク・ジャイアンツのドラフト1巡指名のエングラムはジャガーズのヘッドコーチ(HC)ダグ・ペダーソンのオフェンスにすんなりとフィットした。

28歳のエングラムはジャガーズでの最初のシーズンを終え、おそらく6年間のNFLキャリアで最高の活躍を見せたと言えるだろう。

ジャイアンツで過ごした5年間で、エングラムはそのポテンシャルを見せつけ、2020年のプロボウル選出を果たしたが、大部分は達成不足だった。

しかし、ジャクソンビルに移籍すると、エングラムはレシーブ73回、766レシーブヤードとキャリアハイを記録。タッチダウン4回を加え、クオーターバック(QB)トレバー・ローレンスの重要なターゲットとなっている。ローレンスがプロボウルに選ばれる選手にまで成長したのは間違いなくエングラムの加入が大きな助けになった。

2022年、エングラムとジャガーズの相性は完璧なものに思えた。2023年に向けて、それはさらに強化された形となるだろう。

【KO】