この夏、『HBO』と『NFL Films（NFLフィルムズ）』が組んで『Hard Knocks: Training Camp with the New York Jets（ハードノックス：トレーニングキャンプ・ウィズ・ザ・ニューヨーク・ジェッツ）』を制作する。5つのエピソードから成るこのシリーズは現地8月8日（火）東部時間22時から23時の時間帯に『HBO』でデビューし、『HBO Max』でストリーム配信される。その後は9月5日（火）のシーズンフィナーレまで毎週火曜日に1時間のエピソードが放送される予定だ。

『Hard Knocks: Training Camp with the New York Jets』はスポーツ・エミー賞を18度受賞しているシリーズの第18シーズンにあたる。カメラクルーはニュージャージー州フローラム・パークで行われるジェッツのトレーニングキャンプに潜入し、3年目のヘッドコーチ（HC）ロバート・サラーが若手の新星や名だたるベテラン――NFLで4度のMVPに輝いているクオーターバック（QB）アーロン・ロジャースをはじめ、オフェンスとディフェンスの新人賞に輝いたワイドレシーバー（WR）ギャレット・ウィルソンとコーナーバック（CB）ソース・ガードナー、ディフェンスのオールプロに選ばれているインサイドラインバッカー（ILB）C.J.モズリーとディフェンシブタックル（DT）クイネン・ウィリアムス――を擁するチームを次のNFLシーズンに向けて準備する様子を撮影する。

NFLフィルムズのエグゼクティブプロデューサーを務めるパトリック・ケレハーはこう述べている。

「NFLフィルムズとジェッツはAFL（アメリカン・フットボール・リーグ）の黎明期から、第3回スーパーボウルの後にQBジョー・ネイマスが人差し指を上げてナンバー1を示したジェスチャーや、“The Sack Exchange（ザ・サック・エクスチェンジ）”、AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップゲームに連続出場している最中にHard Knocksに初出演するなど、長く物語に富んだ関係を築いてきた。2010年のジェッツはハードノックスの知名度と成功を永遠に変えた。あの時のジェッツのチームはファンにとってフットボールを楽しいものにしてくれた。そして今、われわれはこの伝統ある組織とHBOとの新たなパートナーシップによって、素晴らしい個性と新たな成功の高みを目指して努力する選手たちにあふれたNFLと、テレビの双方の歴史の新たな章を作り上げることに興奮している」

ジェッツが最後にハードノックスに登場したのはレックス・ライアン元HCが指揮を執っていた2010年。このシーズンにチームはAFCチャンピオンシップゲームに進出し、当時のシリーズは優れた編集スポーツシリーズ／アンソロジー部門でスポーツ・エミー賞を受賞している。2001年のデビュー以来、ハードノックスはボルティモア・レイブンズ（2001年）、ダラス・カウボーイズ（2002年、2008年、2021年）、カンザスシティ・チーフス（2007年）、シンシナティ・ベンガルズ（2009年、2013年）、ニューヨーク・ジェッツ（2010年）、マイアミ・ドルフィンズ（2012年）、アトランタ・ファルコンズ（2014年）、ヒューストン・テキサンズ（2015年）、ロサンゼルス・ラムズ（2016年、2020年）、タンパベイ・バッカニアーズ（2017年）、クリーブランド・ブラウンズ（2018年）、オークランド・レイダース（2019年）、ロサンゼルス・チャージャーズ（2020年）、デトロイト・ライオンズ（2022年）のトレーニングキャンプを取り上げてきた。

スポーツ・エミー賞を133回受賞しているNFLフィルムズは、これまでにない形でプロフットボールというスポーツへのアクセスと伝説的なストーリーテリングを提供し、スポーツ番組の金字塔であり続けている。NFLフィルムズは『NFL Network（NFLネットワーク）』、NFLフィルムズ、『NFL App』、『NFL.com』、『NFL RedZone（NFLレッドゾーン）』で構成されるナショナルフットボールリーグが所有・運営するメディア部門『NFL Media（NFLメディア）』の一部となる。

『Hard Knocks: Training Camp with the New York Jets』のナレーションは同番組で17シーズン目を迎えるリーヴ・シュレイバーが担当する。

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