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コルツが“インディアナ・ナイト”の新代替ユニフォームを発表

2023年07月21日(金) 13:46


インディアナポリス・コルツ【NFL】

インディアナポリス・コルツがリーグのオルタネート(代替)ヘルメットルールを利用し、新たな伝統をつくろうとしている。

現地20日(木)、コルツが歴史あるフランチャイズにとって初となる、黒いヘルメットを特徴とする新しいオルタネートユニフォームを発表した。

親しみを込めて“インディアナ・ナイト”と呼ばれる新しいユニフォームは、シーズン第7週の10月22日(日)に行われるクリーブランド・ブラウンズ戦で初披露される予定だ。

一見すると、今回の新ユニフォームは数年前に採用されたオールブルーのものに似ているが、そのディテールからはより深いストーリーが読み取れる。

「インディアナ・ナイトを身にまとったインディアナ・ボーイズ」

ジャージーとパンツはコルツを象徴する青色となっているが、そこには“ヘザー”素材が織り込まれており、深みと質感が増している。新たな特徴は、チームの慣例となっているパンツのパイピングにマッチする形で、肩パッド部分に横縞が2本入っていることだ。また、2020年シーズンにデビューしたばかりのコルツのセカンダリーロゴが前肩にあしらわれている。コルツはクラシックな数字フォントを維持しているが、それを囲むブラックのパイピングが最も目立った新機能となっている。

これまで白いヘルメットを使用してきたチームが黒いヘルメットを着用すれば、一味違った印象になるだろう。新しいヘルメットの全体的なデザインは通常と変わらず、コルツの伝説的な青い蹄鉄(ていてつ)のロゴが取り入れられているが、ロゴとヘルメット中央部の青いストライプの周りには黒との境目を明確にするために白い縁取りが施されている。また、ブラックのフェイスマスクが首から上の新しいスタイルを完全なものにしていると言えよう。

2022年シーズンを前に、NFLはオルタネートヘルメットの復活を承認した。すでにリーグの32チームの半数近くがこのルールを利用しており、そのほとんどが往年のヘルメットやユニフォームを復活させている。

1953年以来、ほとんど変わらないユニフォームを着用してきたコルツは、“インディアナ・ナイト”という新しい習慣を確立することを決めた。

【RA】