タイタンズSケビン・バイアードが契約再構築に合意
2023年07月22日(土) 00:14ペイカットを拒否してから数カ月が経ち、テネシー・タイタンズのセーフティ(S)ケビン・バイアードがついに削減を受け入れた。
タイタンズとバイアードが再構築された2023年の契約に合意したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に現地21日(金)に伝えた。
再構築された契約ではプロボウラーであるバイアードのベースサラリーが1,100万ドル(約15億5,892万円)に削減され、インセンティブによって当初の額である1,400万ドル(約19億8.408万円)にまで戻すことが可能だとラポポートが伝えた。
タイタンズは3月に、バイアードにペイカットを打診していた。オールプロに2度選ばれているバイアードはその案を退けたものの、トレードを要請することはなかった。
バイアードにはこのオフシーズンを通じて、ペイカットの問題がつきまとっていた。それでも、バイアードは6月のミニキャンプに参加しており、将来についての疑問はありながらも、リーダーであることの重要性を指摘している。
そういった問題に、一つの決着がついた形だ。
タイタンズは今季の運営を後押しするためのキャップスペースを手に入れており、先日にはディアンドレ・ホプキンスとの契約もかわされたものの、この動きについてはまだ公にされていない。
バイアードは2019年に5年7,050万ドル(約99億8,076万円)の契約を結んでいた。年平均1,410万ドル(約19億9,825万円)は、2023年の調整が行われるまでは、すべてのセーフティの中で9番目に高い額だった。契約のラスト2年は、保証された金額はない。
来月に30歳になるバイアードはタイタンズ守備陣の要となる存在であり、2022年にはインターセプト4回を記録。インターセプト4回以上をマークするのは、6シーズンで5度目のことだった。
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